お買い物で公園を通ったら、アオサギのコロニーが、もぬけの殻。
春先には、あんなにたくさんで暮らしていたアオサギのすべてが消えていました。
群れで行動するアオサギは、コロニー〔私はアオサギの館と読んでいます〕を作って暮らしています。
多いときは、2~30羽くらいのアオサギが水辺にある、木々の上で羽繕いをしていました。
それがまったくの、もぬけの殻。すっからかんです。
春に生まれた子どもたちも、すっかり成鳥になっていたので、旅立ちのときを迎えたのでしょうか?
と、思っていたら、一羽だけ、いました。
花菖蒲の水辺に、佇んでいます。
仲間たちはどうしたのでしょう?
仲間はずれにされたのか、生来の風来坊なのか?
はたまた、孤独を愛する一匹オオカミなのか・・・。
それでも、気になります。しばらく様子を見ていました。
けれど彼は〔彼女?〕何事もないような顔で、あたりをきょろきょろ見回しているだけ・・・。
鳥たちは、人間のような感受性は持ち合わせていないのかもしれません。
それでもやっぱり、気になります・・・。