昨日の休日、公園を歩いていたら、とつぜん「ミ~ンミンミン」とミンミンゼミの鳴き声が聞こえてきました。
「あ、セミが鳴いている!!」
思わず声をあげると、夫が大きな木を見上げ、「あそこかな」と指さしました。
公園で遊んでいた、知らない子どもたちも集まってきました。
そして、
「いま、セミが鳴いたよね」と、私に・・。
「うん。この夏、はじめてのセミの鳴き声を聞いちゃったね」と、私。
幼稚園児くらいの子どもたちは、キラキラした顔で、
「だってもう夏休みだよ。毎日幼稚園おやすみなんだよ」と、うれしそうに・・・。
その笑顔に、私までうきうきして、
「よかったね。そんな日に、セミの鳴き声が聞けて。・・今日はセミの、初鳴き記念日だね」
そばでおばあちゃんらしき人も、にこにこしています。
足もとには、セミの幼虫が抜け出してきた穴がありました。
そろそろ梅雨明けと予感したセミが、子どもたちに会いに地上に出て来たようです。