息子夫婦から、ダ・ローザというパリで人気のお店のレーズンチョコをもらいました。
これが、癖になるようなお味とおいしさです。
口に入れると、ふわっと花の香りがします。
花の香りで思い出すのが、この間、飲んでいるとき、防府市在住の作家のNさんが「タバコの中でいちばん高くて、東京でしか買えないもの」といって、画家のKさんと、同じく絵本作家のR子さんに、箱ごと差し出し「吸ってみないか」と薦めていたタバコのこと。
タバコを鼻先にもっていき、匂いを嗅いだKさんが「お、いい匂い。嗅いでごらん」と、私の鼻に。
たしかに、花の香りのような匂いです。
でもその香りには、どこかで嗅いだことのある記憶がありました。
マリアージュフレールのハーブティの匂い・・・?
そう、甘いマルコポーロの匂いがしたのです。
ダ・ローザのレーズンチョコも、まるでそんな、どこかマルコポーロ・ルージュのような香りが、鼻を抜けていきます。
一粒口に入れると、また一粒と、どうにもとまりません。
パリで人気・・・。納得です。