20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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町の本屋さん

2014年10月29日 | Weblog

             

             

 かれこれ20年近く前、夫がアメリカに赴任していたころ、本屋さんにいくと、書棚から本を取り出し、子どもたちが床に寝ころんで本を読んでいたりしてびっくりしたものです。

 同じく大人たちはコーヒーを飲みながら、のどかに本を読んでいます。

 そんな光景を目の当たりにし、日本との違いにびっくりしたものです。

 

 ところが、近頃では日本でも、本屋さんが本を買うだけの場所ではなく、読み聞かせという親子のふれあいができたりするスペースを用意しているところが増えています。

 子どもの本の横に、長椅子が置かれ、そこで絵本を自由に親子で読みがたりできるのです。

 椅子の座り心地もいいです。

 疲れた大人が、書棚から本を持ってきて、そこで読んでもいいかもしれません。

 

  日頃、つい便利にネットの本屋さんをすぐに利用してしまいますが、町の、こうした本屋さんを私たちが応援することが、本屋さんたちががんばっている、温かな空間を守っていくことになるのかもしれません。

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