今日から師走。
年満月です。
師走という言葉のあわただしさより、私は、この年満月という、異名のほうが好きです。
さまざまな思いで、一年が満ちていく・・・。
12月は、そんな月です。
村上春樹が、自伝的エッセイ『職業としての小説家』で、こう語っています。
「筋肉は落ちやすく、贅肉はつきやすい」(笑)。
これは春樹自身の言葉ではありませんが、その真実の上に、彼はランニングを続け、集中して机に向かい続けることの出来る肉体の強さと、フィジカルの強さを培ってきたと・・・。
私は彼のように、来る日も来る日も、一日5時間、机に向かって集中する力はありませんが、本を読む、資料を読む、という作業をいれれば、それなりの時間を費やしているかもしれません。
そのために3月から、週に二回、ジムに通い始めました。
それが、かれこれ10ヶ月続いています。
運動嫌いの私にとっては、画期的なことです。
それができるようになったということが、この年満月を迎え、一年をふり返ったときの一番の成果かもしれません。