20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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暮らしの手帖

2016年08月02日 | Weblog

           

「暮しの手帖社」の成り立ちなどを、朝の蓮ドラ「とと姉ちゃん」で、興味深く見ています。

 

 それをみるたび、子どもの頃、母が愛読していた、雑誌『暮らしの手帖』の本を思い出します。

 アイロンは、どれがいいか、電気炊飯器はどれがいいか・・・。

 それらの商品テストのプロセスが、写真で載っていたような記憶があります。

 

 私には愛用しているお料理の本が何冊かありますが、中でも、大いに参考にさせていただいたのが、『暮しの手帖』から出ている、この『おそうざいふう外国料理』です。

 この本からは、実にたくさんのお料理を教わりました。

 本も、もう擦り切れています。

 中には、作っている時、気になって書いたメモが、たくさんはさまっていたり、ページによっては茶色いシミなどもついています。 

 今は、和食中心の毎日なので、チビちゃんたちが来たときくらいしか、この中のお料理は作りません。

 でも、こんなにたくさんの、身近に作れる洋食を紹介してくれた本は、他にありません。

 今はネットでも、お料理を簡単に教えてくれますが、オーソドックスなものがほとんどです。この本で紹介されているものは、簡単に作れるのに、本格的なお料理のお味がします。

 

 その昔、私にとって、育児書は松田道雄の『育児の百科』、そしてお料理本は、この『おそうざいふう外国料理』が、一番の応援団。味方でした。

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