20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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児童文学学校

2017年09月24日 | Weblog

 今日は児童文学学校の最終講義です。

 15:10から、「プロへの一歩をふみだすために」というテーマで、私がお話をさせていただきます。

 学校を受講していらっしゃらない方でも、今日だけのビジターも受け付けております。

 どうぞ奮って、ご参加ください。

 

◇2017年4月~9月(日曜日)

月日    時程

内容

講師

4/23

13:30~15:00

ようこそ児童文学の世界へ

内田麟太郎

15:10~16:40

私の児童文学―創作方法

那須  正幹

5/28

13:30~15:00

作品講評①

田部  智子

15:10~16:40

作品が生まれるまでー取材の方法と作品化

今関  信子

6/25

13:30~15:00

作品講評②

最上  一平

15:10~16:40

私のデビューまで~書き続けるために

工藤  純子

7/23

13:30~15:00

作品講評③

茂木ちあき

15:10~16:40

同人誌のススメ

 中野 幸隆

8/27

13:30~15:00

作品講評④

藤田 千津

15:10~16:40

楽しい物語を書くための5つのメソッド

次良丸 忍

9/24

13:30~15:00

作品講評⑤

荒木せいお

15:10~16:40

プロへの一歩をふみだすために

加藤  純子

 

■会場   日本児童教育専門学校 (JR高田馬場駅より徒歩3分)

■定員    40名

■受講料   34,000円(協会員は31,000円)

■講評作品 作品の準備ができる方に提出いただくものです。講評を希望の方は、4/23までに受付に提出してください。一人1作品400字詰め原稿用紙換算15枚以内。作品を提出しなくても参加できます。

■優秀作品 提出作品の中から最優秀作品・優秀作品が選ばれます。最優秀作品は隔月刊「日本児童文学」2018年3・4月号に掲載されます。

■申込方法 氏名・住所・電話番号を添えて、講座係宛に郵便振替で受講料をお送りください。

日本児童文学者協会講座係 〔口座記号番号〕00130-2-264147

 

 

―講師の紹介(講座順)

 

◎内田麟太郎(うちだりんたろう)

 福岡県生まれ。看板職人を経て子どもの本の世界に。絵本に『さかさまライオン』、『うそつきのつき』、『がたごとがたごと』、『ともだちや』など。童話に『ふしぎの森のヤーヤー』、『ぶたのぶたじろうさん』、『ねこの手かします』など。少年詩集に『きんじょのきんぎょ』、『ぼくたちはなく』など。現在、日本児童文学者協会理事長

 

◎那須正幹(なすまさもと)

 広島県生まれ。主な作品に1978年発表の『それいけズッコケ三人組』(ポプラ社)をはじめとする「ズッコケ三人組」シリーズがあ り、2004年の『ズッコケ三人組の卒業式』(日本児童文学者協会特別賞・巌谷小波文芸賞)で全50巻を完結させた。ほかに、『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)、『お江戸の百太郎 乙松、宙に舞う』(岩崎書店/日本児童文学者協会賞)、「ヒロシマ」三部作(ポプラ社/日本児童文学者協会賞)、『絵で読む広島の原爆』(福音館書店)など多くの作品がある。2007年~2012年まで日本児童文学者協会・理事長を務める。

 

◎田部智子(たべともこ)

 東京都生まれ。児童文学者協会の創作教室からデビュー。福島正美記念SF童話賞、ニッサン童話と絵本のグランプリなどに入賞。主な著書に「パパとミッポ」シリーズ(岩崎書店)、「ユウレイ通り商店街」シリーズ(福音館書店)、『手のひらにザクロ』(くもん出版)、『ハジメテノオト』(ポプラ社)、「幽霊探偵ハル」シリーズ(角川つばさ文庫)など。

 

◎今関信子(いまぜきのぶこ)

 滋賀県在住。幼児教育に携わった後、文筆活動へ。現在は創作・ノンフィクションの執筆と、子育てや読書の愉しみについて講演をする。主な著書『小犬の裁判はじめます』(童心社・34回読書感想文コンクール課題図書)、「さよならの日のねずみ花火」(国土社・42回読書感想文コンクール課題図書)「あしたもカンけり」(新日本出版社)、「地雷の村で『寺子屋』づくり」(PHP研究所・NF)、「永遠に捨てない服が着たい」(汐文社・59回読書感想文コンクール課題図書・NF)、「津波をこえたひまわりさん」(佼成出版社・NF)、「ぼくらが作った『いじめ』の映画」(佼成出版社・NF)、「大久野島からのバトン」(新日本出版社)。

 

◎最上一平(もがみいっぺい)

 山形県生まれ。第8期日本児童文学学校を受講。その後、受講生で創刊した同人誌「わっせ」に参加。5号で空中分解。この仲間との出会いが私の創作の出発点。『銀のうさぎ』(新日本出版)で日本児童文学者協会新人賞。『ぬくい山のきつね』(新日本出版社)で日本児童文学者協会賞・新美南吉児童文学賞。『じぶんの木』(岩崎書店)でひろすけ童話賞。近刊に『おかめひょっとこ』(くもん出版)など。

 

◎工藤純子(くどうじゅんこ)

東京都生まれ。日本児童文学者協会創作教室で学び、2006年に『GO!GO!チアーズ』(ポプラ社)でデビュー。会社員、子育てをしながら創作を続ける。主な著書に、『セカイの空がみえるまち』(講談社)、「プティ・パティシエール」、「恋する和パティシエール」の各シリーズ、「ダンシング☆ハイ」シリーズ、「ピンポンはねる」シリーズ、『モーグルビート!』『モーグルビート!再会』(以上ポプラ社)、「ミラクル☆キッチン」シリーズ(そうえん社)などがある。季節風同人。

 

◎茂木ちあき(もてぎちあき)

 千葉県生まれ。第18回日本児童文学学校を受講。教職、雑誌編集、ライター等を経て、児童文学の創作に入る。著書にノンフィクション『いま、地球の子どもたちは―2015年への伝言』全4巻(新日本出版社/共著)、創作に『清政―絵師になりたかった少年―』(新日本出版社・第60回西日本読書感想画コンクール指定図書)、『空にむかってともだち宣言』(国土社)など。

 

◎中野幸隆(なかのゆきたか)

 東京都生まれ。演劇・映画、雑誌やPR誌の仕事をしながら創作を続ける。主な著書に『夏、はじめての旅だち』(小学館)、『炎の中からぼくを呼ぶ』(文研出版)、『十三等分時計の秘密』(教育画劇)、『子守唄誘拐事件』(文溪堂)、『黒いチョウの秘密』『ながいるすばんできるかな』(共に小峰書店)など。趣味は推理小説と映画鑑賞。事業部長、創作教室講師。

 

◎藤田千津(ふじたちづ)

 東京都生まれ。学生時代から同人誌「めるひぇん」で童話創作をしていたが、子育てで一時中断。後に長崎源之助氏主宰の「幹塾」に学び、『おかあさんのサイン』(岩崎書店)でデビュー。以来、低学年、中学年向きのものを書き続けている。主な著書に『もうひとりの佐藤くん』『サポーターはサイボーグ』『みててね、おじいちゃん』『チャンスの神さま』(いずれも文研出版)、『ごめんねがいえなくて』(あかね書房)、『がんばれっていわないで』(国土社)などがある。

 

◎次良丸忍(じろまるしのぶ)

 岐阜県生まれ。『銀色の日々』(小峰書店)で第14回新美南吉児童文学賞受賞。主な作品に『大空のきず』(小峰書店)、『れっつ!スイミング』、「虹色ティアラ」シリーズ、「おねがい恋神さま」シリーズ(いずれも、金の星社)などがある。隔月刊『日本児童文学』の編集委員。日本児童文学者協会の事務局に勤務。武蔵野大学非常勤講師も務める。

 

◎荒木せいお(あらきせいお)

 新潟県生まれ。1985年 評論「状況と主体」で第7回「日本児童文学」創作コンクール入選。これまで評論を活動の中心にしてきたが、最近は創作にも挑戦。「後藤竜二の語りについて」(2011年1・2月号)「希望の語り方 中脇初枝論」(2014年9・10月号)などを「日本児童文学」に掲載。サークル「拓」 同人。

 

◎加藤純子(かとうじゅんこ)

 埼玉県生まれ。第8期日本児童文学学校を受講。その受講生たちで作った「わっせ」に参加。その後、解散。主な作品に『初恋クレージーパスル』、『モーツァルトの伝言』、『母と娘が親友になれた日』(産経児童出版文化賞推奨)いずれもポプラ社、『超高層マンション、暮らしてみれば』(講談社)、『勾玉伝説』シリーズ(岩崎書店)、『ネイルでおまかせ』『ただいま和菓子屋さん修行中!』(そうえん社)、『頭がよくなる10の力を伸ばすお話』(PHP研究所)、『アンネ・フランク』『ベートーベン』(ポプラ社・ポプラ社文庫)、近刊に『日本で初めての女性医師 荻野吟子』(あかね書房)など。現在、日本児童文学者協会・副理事長。

 

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