20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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血筋

2019年01月29日 | Weblog

            

 先日、久しぶりに、秩父の従姉妹と、電話でおしゃべりしました。

 大きな段ボールが届いたからです。

「お客様用に、お菓子、使ってね」と、秩父の銘菓を、これでもか、これでもかというほど、ダンボールにどっさり。

「お客様なんか、来ないわよ。秩父じゃないんだから」といったら、「じゃあ、近所の人に」と。

「近所の人とだって、ご挨拶するくらい。年に一度クリスマスパーティでお会いするだけよ」

 彼女は、いつでもなんでも、どっさりどっさり、プレゼントをくれる人です。

 その気質を知っているので、つい吹き出してしまいます。

 秩父の銘菓(「秩父自慢」など)は、大好きな、子どもたちのところにおすそ分けで送ります。

 きっと、喜びます。

 そして、

「ジュンコちゃん、少し良くなったからといって、気を緩めちゃダメよ」

 まるで、母のようなことを言ってくれます。

 そういえば、手術室から出てきた私を見て、娘が

「あ、秩父のおばあちゃまにそっくり!」と。

 その話をしたら、私の母にそっくりの従姉妹は、「同じ路線に、ようこそ!」と、二人で大爆笑。

 血筋というのは、不思議なものです。

 

 姉も、私のblogを見て「病院を教えて」と、すぐにメールをくれました。

 でも、この急場は家族だけで乗り切りたい・・・、というのは、実は表向きであって・・・。。

 メガネですっぴんの姿を見られたくなかったのです(笑)。

 姉は、折々にメールをくれ、いろいろ気遣ってくれました。

「あなたのことだから、外を歩くときに、杖をつくのはカッコ悪いとか思って、杖なしで行かないでくださいね。しばらくは慎重に」

 妹のことを、よく知っているからこその、姉の言葉でした。

 はい、心します、お姉さま。

コメント
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