20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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退院いたしました

2019年01月23日 | Weblog

                 

 

 たくさんの皆様に、ご心配、ご迷惑をおかけいたしましたが、ただいま退院してまいりました。

 生まれて初めての、なんと3週間もの入院生活でした。

 暮れの30日、寝る準備をしていて、夫がリビングの大型テレビで、スペインのジャズメンたちの演奏する「枯葉」を聴いていました。

 私は、おせちの下ごしらえがすみ、お正月にお泊りに来る、息子一家、娘一家の、それぞれのお部屋へお布団やパジャマなどを用意し、今日はここまでと、リビングの八人がけのテーブルにそれぞれ会席膳などのセッティングをしていました。

 全員で9名です。

 ですから私の椅子は、リビングの隅に置いてある、椅子を、そこに運んできます。

 その椅子の足が、猫足みたいな形で、テレビの「枯葉」をカッコイイと思いながら、よそ見をして、そこを通っていたら、猫足に、足を引っ掛け、吹っ飛びました。

 足を打ち、肩を打ち、身動き出ないくらいの痛さです。

 すぐに夜の、救急救命センターに、夫に連れて行ってもらいました。

 夜中の3時に下された診断は、「右大腿骨骨折」「右上腕部骨折」でした。

 足は、手術しないと、歩けなくなると言われ、翌朝、緊急手術。腕は、温存で骨が付くのを待つという診断でした。

 

 おかげさまで、足の骨折だけでも、ひと月入院が多いらしいですが、回復が早く、10日目には歩いていました。

 病院の、ゆるやかに流れる時間の中で、やることと言ったら、「1日でも早く退院したい」という思いからの、ベッドの上での、リハビリの自主練でした。

 それが功を奏して、日に日に回復し、室内でしたら、杖なしで、どんどん歩いています。

 ただ、まだ右手の骨がついていないので、変に動かして骨が離れてしまったら、手術になるそうです。

 骨がつくまで、あと2週間ほどは、腕が固まってしまわないよう、自分でも腕の練習をし、近くの整形外科クリニックで、腕のリハビリを引き継いでくださったので通わなくてはいけません。

 

 リハビリの先生に、「かとうさんは、瞬発力で動こうとする、もっとゆっくり」と言われ、担当看護師さんからは、「かとうさんには、頑張ってとは、言えません。頑張りすぎないで、としか」とおっしゃって、笑われました。

 機敏さがないのに、瞬発力と、頑張りだけで進んでしまう・・・。

 今回の大きな教訓です。

 

 また、この怪我に際しましては、たくさんの皆様にご迷惑をおかけしてしまいました。

 特に、創作教室の皆さん、

 事業部長の、赤羽じゅんこさん。

 ピンチの救いの手を差し伸べてくださいました。

 また受講生の皆さんには、赤羽さんがご配慮くださり、寄せ書きまでいただきました。

 他にも、たくさんの皆様から、励ましやご心配のお手紙や、素敵なカードや、プレゼントなどをたくさん、いただいてしまいました。

 退院で、たまたま夫が会社で会議がある日なので、車で迎えに来てくれた娘が、その写真を撮ってくれました。

 

 今回の入院は、夫は毎日、会社のある日でも、病室に来てくれ、ペットボトルの買い足しなど、色々ありがたかったです。

 手術の日は、麻酔から目覚めると、私の顔を覗き込んでいる、夫、息子、娘の顔。

 翌日は、お元日で、家族全員9名で病室でおしゃべり。

 そのあと、みんなで、我が家に移動し、用意しておいた、お誕生日ケーキ屋や、ガレット・デ・ロアや、、輪投げ、トランポリンなどで、楽しく遊び、全員に用意したそれぞれの家族用のプレゼントを持って、夜の9時に解散したらしいです。

 そんな風に、家族がチームで、支えてくれました。

 

 これからたくさんの皆さんに、お礼のメールを書かなくてはいけないので、今日のところはここまで。

 右腕なので不便です。

 

 明日は、暮れの31日のblogと、お元日のblogで、お付き合いください。

 ほんとうにありがとうございました。

 

コメント
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