20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「トリック」 (新潮クレスト・ブックス) Emanuel Bergmann (原著), エマヌエル ベルクマン (著), 浅井 晶子 (翻訳)

2019年07月17日 | Weblog

                

 今夜は、仲間内の読書会です。

 読書会のお仲間である、編集者のWさん、ご推薦の本です。

 教えていただかなかったら、きっと読まないままだったに違いない本です。

 

 ユダヤ人である少年が、生まれも名前も全てかえ、別の人間としてマジシャンになっていく物語と、現代を生きる少年の物語が、交互に語られ、それがトリックのようにクロスして繋がっていく。

 とにかく、ディテールの書き込みのすごい作品でした。

 一つ一つの描写が、まるで映画のシーンのようです。

 

 今日は読書会の前に、神楽坂の喫茶店(あそこはカフェとは言わないでしょう)で、編集者の方と、仕事の打ち合わせです。

 出版社の近くの保育園の子どもたちに、発売前の作品を試演できるなんて、初めての体験です。

 その反応を見て、手直しするところは入れ直し・・・。

 楽しい作業になりそうです。

 

 それではみなさま、夜に、お目にかかりましょう。

 読書会の事務所の鍵係なので、遅刻をしないように・・・。

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