今夜は、仲間内の読書会です。
読書会のお仲間である、編集者のWさん、ご推薦の本です。
教えていただかなかったら、きっと読まないままだったに違いない本です。
ユダヤ人である少年が、生まれも名前も全てかえ、別の人間としてマジシャンになっていく物語と、現代を生きる少年の物語が、交互に語られ、それがトリックのようにクロスして繋がっていく。
とにかく、ディテールの書き込みのすごい作品でした。
一つ一つの描写が、まるで映画のシーンのようです。
今日は読書会の前に、神楽坂の喫茶店(あそこはカフェとは言わないでしょう)で、編集者の方と、仕事の打ち合わせです。
出版社の近くの保育園の子どもたちに、発売前の作品を試演できるなんて、初めての体験です。
その反応を見て、手直しするところは入れ直し・・・。
楽しい作業になりそうです。
それではみなさま、夜に、お目にかかりましょう。
読書会の事務所の鍵係なので、遅刻をしないように・・・。