20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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治打撲一方

2019年07月22日 | Weblog

              

 先日、飯田橋の漢方の先生のところに、いつも処方していただいている(免疫力強化のための漢方薬、補中益気湯を、骨折後は十全大補湯に変えていただきました)のが、なくなってきたので、その処方のお願いに行きました。

 そのついでに

「先生、骨折した足が、もうすっかり治ったと、都立病院の先生には言われているんですが、夜など、歩きすぎた日には、足が重くなったりするんですけど」

「痛いんですか?」

「痛くはありません。でもふくらはぎが、張るような気がします」

「むくんでいるわけではないんですね」

「はい」

 漢方の先生は、もともと東大病院の整形外科の先生だった人です。

 ですから骨折などは、ご専門です。

「カトーさん、骨折みたいなものは、日にち薬なんですよ」

 先生は、私の顔をじっと見て、そう、しみじみと・・・。

「はい」

 返事をしつつ、体調の小さな異変も気になり、神経質になる私の体質を、長いおつきあいでご存知の先生は、

「でも、気になるのですものね。そうですね、そしたら・・・」

 しばらく考え、

「治打撲一方を出しておきましょう。1日、一回だけ飲んでください。そうですね。お出かけする前がいいでしょう」と。

 

 いくら都立病院の先生が、よくなったと言っても、地下鉄の階段の乗り降りが多いと、なんとなく疲れます。

 東西線の神楽坂駅は、エレベーターができたので、すごく楽になりました。

 でも、神保町などは、階段ばかり。

 エレベーターもエスカレーターも見つからず、いつも上りも下りも、階段をいくつもいくつも上がったり、降りたり・・・。

  

 そうしたことへのストレスが、少しでも減ればいいなと思っていますが、やはり一番は、先生がおっしゃるように「日にち薬」なのかもしれません。

 

 帰りの電車で、ペットボトルのお水で、「治打撲一方」を飲んでみました。

 なんとなく、気になる骨折した右足が、す〜と軽くなっていくような気がします。

 それに、漢方は、飲みにくいと、体との相性が悪いと言われます。

 優しく、とても飲みやすい漢方です。

「これは、いいかも」

 

   気がついたら、まったく気にならなくなった。

 早く、そんな日が来ればいいなと思っています。

コメント
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