20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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香港

2023年09月03日 | Weblog
           

写真は、昨日のお誕生日ランチの締めくくり。
「糖朝」の香港スイーツ。

香港は、その昔、ペニンシュラホテルに、アフタヌーンティが目当てで行って、すごく豊かな時間を過ごしたのを覚えています。

そのとき泊まったのがシャングリラホテル。
そのホテルの中華が、またサイコーでした。

ヒスイのお箸と、ヒスイの箸置き。
それで、お食事をいただきます。

お味はその昔、シンガポールで食べた、最高級の中華「キリンコート」というお店(夫は、その20年後、出張で行ったらしいですが、シンガポールの変貌はめざましく、もうキリンコートもなくなっていたと、話していました)のような、上品なお味。。

20年くらい前、夫の会社で役職の人たちだけで、ご夫婦で集まって、夕方から東京湾でクルージングを楽しみました。お料理や飲み物をいただきながら、海から夜景を楽しみました。

そのとき、ご一緒した奥様が「香港に旅行したいと主人と話しているんですよ」とおっしゃっていたので、その香港のシャングリラホテルの中華のお話をしたら、「ええ!そこ、教えてください」と。
その後、ご主人とお二人でいらしたそうです。

昨日のランチの「糖朝」は、香港のお店なので、スイーツも香港系です。

もう、海外旅行は、いいかなと思っていますが、ふと、香港に行ってみたいなと思いました。
「でも中国が占領しているから、昔の香港じゃないでしょ?」と夫に聞いたら、「経済は、香港は香港だよ」、というので、あの崩れ落ちそうな生活感のある、クーロンの建物や・・・。
当時は、香港の街に落ちていくように、低空で飛行機が降りていき、怖いくらいでしたが、今は、空港も変わっているし、と。
しばし、香港談議に花が咲きました。

問題は、中国に支配されている人権です。
そこが一番、許せない。

昔、香港に行ったときは、香港はその昔、イギリスの統治下であった、名残のアフタヌーンティがあり、煌く夜景があり、香港島には貧民街もありましたが、みんな、生き生きと暮らしていました。
中でも魅力的だったのが、九龍城砦。
 
            
(写真は、お借りしました)

この大スラム街は、香港島で、一番魅力のある場所でした。
九龍城砦には、家と家同士が繋がる300もの連結部分があったそうです。
蜂の巣のような、大スラム街。
そこには、有り余るパワーがありました。
今は、取り壊されているらしいですが、私は、当時、真っ先にみたかったのが、この九龍城砦でした。

古い香港島の街並みと、超近代的なビルの林立するクーロン島の風景。
その混在が、魅力的な街でした。

それを考えると、死ぬまで首相でいることを法制化した習近平や、同じように目論んでいるプーチンは、国の長でいることは、自身の名誉を生涯保証するとでも、思い違えているのですから、とんでもありません。
コメント
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