20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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夏の疲れ

2023年09月07日 | Weblog
                       

10年ほど前に一度、買って、左側の胃の上あたりや、背中がなんとなく、重いと感じた時に飲む、漢方薬です。
コタローの「延年半夏湯」です。
腹部エコーでも、なんともありませんが、胃カメラはそろそろ飲んだ方がいいかもしれません。
何故、十年前、買ったかと言うと、

まず、延年半夏湯についての文献的考察です。痃癖の主方である延年半夏湯は、『外台秘要方』に初出し、「腹内左脇痃癖硬急」「気満食する能わず」「胸背痛む」です。
隋代の『諸病源候論』に癖病を論じた癖病诸候があります。癖とは気血が偏る病です。「あの人は癖がある」とは、偏っているという意味です。気血の流れが偏って滞るのが癖です。
三焦が痞(つか)えて胃腸の水がめぐらなくなり、水漿が過多となり、停滞して散じないと、さらに寒気に遭って積聚(しゃくじゅ)を形成して癖となる。
隋代、『諸病源候論』
さらに『諸病源候論』は癖の一種である懸癖(けんぺき)という病名をあげています。脇が引きつって痛みます。

この左の背中の凝りが、たまにあったり、左の脇腹が、変な動作をした瞬間、つったり・・・。
これはこむらがえりのように、「芍薬甘草湯」を飲めば、瞬時に効くと言うほどのものではありません。
体を捻ったりしていると、すぐに治る程度のものです。
でも「ああ、左側の体が、弱いんだな」と言う自覚はありました。

そのお話を腹部エコー検査をしていただいているとき、お話ししたら、
「左の脇腹にも、大きな筋肉があるから、つれやすいんですよね」と言われました。
でも、このツレと、凝り。そして、冷え。
以前胃カメラを受けた時は、十二指腸潰瘍の痕跡はあるが、大丈夫、と言われています。

でも、十年前に買った、上の漢方薬が、まだ残っていて、アイスを食べたりしたら、なんとなく「胃もたれ」とは違う、いつもの軽い感じの重さ。

飲もうとして、箱を見たら、最後の一袋でした。飲んだら、すぐに、スッと治ります。
で、お守りのため、漢方薬屋さんから、買って保管しておきました。

昼間はエアコンの中。
寝る時もエアコンの中。

この夏は、エアコンがないのは、ウオーキングの時だけ。
時々立ち止まって、お水を飲んで。

元気に夏を過ごせたと思ってはいますが、きっとこれからが、夏の疲れが出てくる季節なのかもしれません。
皆様も、どうぞお気をつけてください。

ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB12、NMN、亜鉛。風化貝カルシウム。
これに免疫力強化の、補中益気湯。
こうやって日々、ビタミン剤を飲んだり、食事の栄養バランスに気をつけたり、軽い運動をしたり・・・、それなりの努力はしています。

でも、エアコン漬けの日々。
一番、気になるのは冷えです。

体の芯は、だいぶ冷えで、体も知らずに、疲れているかもしれません。

先日、クリニックに行ったら、
「今、咳の人が多くて、咳どめとか、風邪薬が不足しているんだよ。病院も、あれこれで大変」と、院長先生が。
「マイナ保険証の、問題もありますしね」
と、受付の新しい保険証を入れる機械に、布がかけられていて、使えなくしてあったことを思い出し・・・。

「そうそう、最悪だよね。マイナ保険証。止めたよ。診察カードと保険証を一緒に受付に出すと言う、昔の方式に戻したよ。ほんと、迷惑だよね。昔のままで、何の問題もなかったのに、マイナ保険証になった途端、おかしな情報と紐付けされたりして、事務関係も大変だし、こっちは指示も出さなくちゃだし、てんやわんや。・・今日は発熱の人もいたし・・・。混んでるしね」と。

先生も、いろいろで、だいぶお疲れのご様子でした。
コメント
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