来週はお盆です。
今日はこれから、お墓のお掃除とお参りに出かけてきます。
そのむかし、お盆の入りの日の夕暮れになると、牛込の家の庭先でいつも、夫の母がおがらを焚いていました。
遊びにいっていた我が家の子どもたちに、
「ご先祖さまが、お盆のあいだここに帰ってくるのよ。だからこうやっておがらを焚いてお迎えするの」
そんなことを話しながら。
話しているそばから、おがらの燃える火は、暗くなりかけた庭に煙をたなびかせ夕闇に溶けていきました。
お盆が近づき、八百屋さんの店先でおがらを見かけるたび、毎年、毎年、なぜか私の脳裏には、おがらを焚いているあのころの義母の姿が浮かぶのです。
つい先日会ってきた元気な義母の、輝くようなにきれいな銀髪を胸にいだきながら。
今日はこれから、お墓のお掃除とお参りに出かけてきます。
そのむかし、お盆の入りの日の夕暮れになると、牛込の家の庭先でいつも、夫の母がおがらを焚いていました。
遊びにいっていた我が家の子どもたちに、
「ご先祖さまが、お盆のあいだここに帰ってくるのよ。だからこうやっておがらを焚いてお迎えするの」
そんなことを話しながら。
話しているそばから、おがらの燃える火は、暗くなりかけた庭に煙をたなびかせ夕闇に溶けていきました。
お盆が近づき、八百屋さんの店先でおがらを見かけるたび、毎年、毎年、なぜか私の脳裏には、おがらを焚いているあのころの義母の姿が浮かぶのです。
つい先日会ってきた元気な義母の、輝くようなにきれいな銀髪を胸にいだきながら。
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