20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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お盆支度 

2023年07月12日 | Weblog
          

近くのスーパーには、お盆支度の諸々が、今年は売っていません。
やはり、迎え火を焚いたり、お盆飾りをする人が少なくなっているのでしょう。

公園を歩いて、その先にある、大きなスーパーの、以前あった場所が別館になっていますが、そこでやっと見つけて揃いました。

帰り道。
大きなアオサギが、立っていました。
なにをしているのか、ただ休んでいるのか、人生を哲学しているのか・・・。

人工股関節手術を、一年前にした、作家の友人が、電話で
「歩きすぎるのもよくないらしい。1日歩いて、ふくらはぎを揉みほぐし、翌日は歩くのをおやすみ。そして、またその翌日歩く。このペースがいいらしいよ。理学療法士が言っていた」
と、言っていました。

歩きすぎているのかもしれません。
公園歩きが、やけに疲れた1日でした。

本屋さんで、その類の本の立ち読みなどをすると、高齢になると、「急に」ではなく「少しづつ」老いていくと書いてありました。
食の細の人は、もし入院などになったら、そのままフレイルになったり、寝たきり。
痩せていると、体力を持ち直すのも大変とか。

大事なのは、老いを受け入れ、できることを大事にすることだそうです。
これが「幸せな晩年」と「不満足な晩年」の境目になるとか。

そうそう、先日、クリニックにいったら、ひと月前の、血液検査の結果が出ていて、「全く問題ないよ。コレステロールはちょっと高いけど、僕は薬を出さないから」と。
「だから、好き。先生」と、二人で大笑い。
元気に食べて動いて、が1番の健康法と、先生も話していました。
手のひらが痒かったのは、サプリを飲みすぎた、一時的な湿疹だったようです。

ほどよく歩き、ほどよく動き、いろいろをしっかりと深く考える。
ちょっと怒りたくなった時は、前頭葉が衰え始めているのだから、それを意識する。
それから目。夫もまだ仕事をしているのでパソコンを見る時間が長いです。
私も同じです。夫は時々眼科に行っていますが、「ドライアイ」とか。

市販薬の、眼精疲れと、角質を修復するという目薬をつけるようになって、調子が良くなりました。
お体のメンテナンスの、これまで以上に必要なお年頃だという自覚も大切だなと思いました。

長老らしきアオサギは、そんな「鳥哲学」を、地面に上がり、考えていたのかもしれません。

今日は、日が暮れたら、お盆の迎え火を焚きます。
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