銀座のマロニエ通りは、いまマロニエの花が満開です。
紅色の花です。
マロニエというと、パリ。
数年前パリに住んでいた息子の、その当時の「Life in Paris」という彼のHPによると、どうやらマロニエは歓迎されるだけの花ではなさそうです。
<シャンゼリゼに咲いているマロニエの並木。聞いた話だと、フランスのメジャーな花粉症の一つがこのマロニエの花粉だそうです。>
とのこと。
私は花粉症ではないので、5月の空、おもいっきり首をのばし、花を見上げていました。
ついでに、マロニエ通りにある、De Beersのくにゃっと変形したビルも。
ビルの、足もとの木がマロニエです。
このビル、自律神経が乱れているときは、見上げたとたん、くらっと目眩を起こしますからご用心です。
ミステリアスな導入におもわず力が入りました。
そして最後まで読んで、「ぷっ!」
吹き出しました。
さすが、オチがお見事です。
まだ古い校舎(今は、どこかのIT会社みたいに、無味無臭です)で、ドラキュラが住んでそうなキャンバスでしたが、そこへ行くまでの街路樹が、な、なんとマロニエでした。腐っても鯛、さすが横浜と感心しました。
ただし、マロニエの下のロマンスは皆無でした(笑)