20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

三菱一号館美術館(丸の内)

2010年06月20日 | Weblog
 丸の内にある三菱一号館美術館で、開館記念展として「マネとモダン・パリ」が開催されています。
 パリのオルセー美術館などからやってきた、マネのたくさんの絵が展示されております。

 それよりなにより、すばらしいのが建物。
 この三菱一号館美術館は、明治時代にコンドルの設計した洋風事務所だそうです。
 仕様は、19世紀後半に流行ったクイーン・アン様式。
 美術館にしては展示スペースがちょっと狭いのですが、展示されている絵に、建物の雰囲気が加味され、パリのオルセー美術館で見たときとは違う印象を与えてくれます。
「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」
 果たして、この絵をいったいなんかい見たでしょう。
 それでも、あの狭い一室に飾られている小さな絵からは、身近な温もりすら感じます。

 建物の中にはレストランも併設されていますが、お昼からカロリーの高いものはちょっと食べられず、夫と東京国際フォーラムの中庭を突き抜けて銀座へ。
 そこで行きつけのお店でお蕎麦を食べて帰ってきました。

 きょうは早めのお夕食を済ませ、夫は単身赴任先へ戻ります。

(下の写真は、美術館廊下と美術館3Fから見た中庭。階段飾り)

 

 

 
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昨日はお休みしてしまいました

2010年06月19日 | Weblog
 昨日の朝、児文協の友人から電話があり、話していたら、とつぜんの目眩と、大量の汗。
 財政問題で、しばらく根をつめて考えていたので、どうやら疲れが出たようです。
 電話を切っても状態は改善せず、不安になっていきつけの病院に駆け込みました。
 ストレスのために血圧の上が158、下が99もあり、脈拍は100を越えています。
「午後から会議なのですが」
「今日は安静にしていた方がいいですね」
「でも、どうしても行かなくてはならない会議で」
「責任は持てません」
 あまり馴染みのない先生が、そっけなく。
 普段の血圧が正常だからと、血圧の薬を出して、逆に低血圧になるといけないので出しません。と。
「ストレスが溜まっての、一過性の高血圧だから、ストレスがかからないような生活をしてください」
 ストレスのかからない生活って、どんな生活? とつぶやきながら、結局、なんのお薬もいただけず、帰宅。
 児文協の事務局には、その場から「欠席」の電話を。

 でも昨日の会議は、財政再建委員会の第一回目の会合です。
 そのために、私は事務能力もないのに、ずっと3枚もの資料作りに明け暮れていたのです。いったいどれだけの時間を費やしたかしらというくらい。
 その資料の説明責任もあります。

 しばらく横になっていたら、目眩がだいぶ落ち着いたので、
「えい!」と力を振り絞り、出かけていきました。
 ところが地下鉄の「神楽坂」駅の階段をのぼったとたん。また目眩が。
 どうにかやっと辿り着き、資料の説明をはじめたら、また目眩と汗。耳もおかしくなりました。
 もう倒れそうです。
 作家のMさんが機転を利かせてくださって「デパス」という精神安定のお薬を下さり、それを飲んでしばらくしたら、少し落ち着いてきました。

 けれど用心のため、夕方からの運営委員会はサボタージュ。
 なんとなく、肩凝りと首凝りを気にしながらも無事、帰宅できました。
 玄関に足を踏み入れたとたん、責任をひとつ果たした安堵感で、肩の力がぬけました。かなりのプレッシャーになっていたようです。

 留守電が点滅していたので再生したら、ポプラ社編集長のOさんから『家庭教師りん子さんが行く!』増刷のお知らせでした。
『家庭教師りん子さんが行く!』は、夏休みの推薦や、冬休みの推薦など、ほんとうにがんばってくれています。
 その留守電を聞いて、疲れがちょっとだけとれたような気がしました。

 そんなわけで、久々のblogお休み。
 ご心配をおかけしてしまった皆さま。心よりお詫び申し上げます。


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命日

2010年06月17日 | Weblog
 6月17日。
 今日は義母の命日です。
 紫陽花の季節に亡くなった、紫色が好きだった母の戒名の院号は紫雲院。
 とてもうつくしい、母らしい戒名です。
 
 今日は夫は仕事なので、私ひとりでお墓参りです。
 7月は新盆。
 息子夫婦が大学が夏休みにならないと帰京できないことなど、そういった事情をお坊さんとご相談した結果、8月に一周忌の法要を行うことになりました。
 息子夫婦と☆ちゃんの家族は、一回の移動に、犬、熱帯魚、亀と、家族以外にたくさんの生き物も一緒に動くので大変です。

 今朝はこれから、母が好きだったお花を揃え、墓前にお供えしてきます。
〔写真は、紫陽花の画像サイトからお借りしたものです)
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小さなものたち

2010年06月16日 | Weblog
 雨がふったり、やんだり・・・。
 ずっと家にいて、間にあうかどうかわからない作品を、せっせと書いています。

 こんな日は、視線が家の中へ。
 写真は、父からもらった古伊万里の骨董品の小皿と、親しい編集者・Hさんからいただいたお手製の焼き物です。
 彼から「実用に使って」と言われたのに、いまだ使えないで飾ってあります。
 この小ささが、私はとても好きなのです。
 鼻煙香だとか、こういった小さな焼き物に、私は目がありません。
 
 そうそう、画家のMさんにいただいた、手作りの小さなお人形も、キャンドルのそばで恥ずかしそうに「ぴっつんつん」と。
 
 こんな日の気分転換は、小さなものたちに囲まれ、おいしい紅茶でも。
 明日、東京で会議があるとかで、今夜は遅くに、夫が帰宅します。
 
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2010年06月15日 | Weblog
 道ばたに、葵の花が咲いています。
 葵は、なんでこんな真っ直ぐに、すっくと立っているのでしょう。
 ねじれたり、折れ曲がったりしたところなど、なにひとつなく、空にむかって真っ直ぐに。
 
 この道を通るたび、心に風がふいてきます。
 どんなことがあっても、こんなふうに生きよと、ちょっとだけ、背中を押してもらっているような気がしてきます。
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タイムマシーン

2010年06月14日 | Weblog
 マンションのお庭にガクアジサイが咲いていました。
 東京も梅雨入りしたようです。

 7月のはじめに『be-子どもと本』という、仲間うちの研究会の一年に一度の合宿があります。
 毎年、伊豆の海の見えるペンションを貸し切りにして行っているのです。
 いま仲間のみなさんは、そこへ提出する原稿に追われているようです。
 かくいう私も・・・。
 
 実は金曜の夕方、このところずっと取り組んでいた、児文協の18日の財政問題の会議のための資料のことで、気になるところが出て来て、その合宿提出用作品の原稿用紙をベースにして書類を作ったのです。
 横書きの書類の作り方がわからなかったので、その原稿がたまたま私の求めている形で保存されていたので。
 
 土曜日の午後、仕事にとりかかろうと、原稿のファイルを開いたら・・・。
 その原稿が影も形もなくなっていたのです。頭が真っ白になりました。
 まさに「うそ!?」って感じです。
「出て!出て来て、原稿!」
 パソコンに叫びながら、あちこちをいじりました。でも元には戻りませんでした。
 ちゃんと別名保存したのですが、その両方に児文協の会議のための書類が保存されていて、原稿を消去してしまったようです。
 財政問題で、かなり疲弊していて、注意力が散漫だったようです。
 うらめしくて、悔しくて、なんどもやみくもにキーボードを叩き続けました。

 と、その原稿を消してしまったという話を、昨日のboogのコメントに書きましたら、今朝ほど息子が大学から電話をくれました。
「タイムマシーンで、探して見ようか」と。
 息子の指示通り、パソコンをいじると、なんと画面は宇宙空間へ。
「金曜日の夕方、消しちゃったっていうことは、木曜日まで遡ってみよう」
 指示通りに動かすと、あれよあれよというまに、時間は木曜日に。
「あった! ちょっと開いてみるわね」
 うそ!
 消しちゃったはずの、書きかけのあの原稿が、するりと目の前に現れたのです。
 夢のようです。

 そんなわけで、3日ぶりにその原稿と向き合っています。
 それにしても、タイムマシーン。はじめて乗りました。
 宇宙空間は、幻想的でなかなかステキでした。
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あ~あ

2010年06月13日 | Weblog
 来週の月曜日あたりには、東京も梅雨入りらしいです。
 
 写真は、梅雨入り前、昨日の夕日。
 スカイツリーにも、夕日の帯がかかっています。
 
 実は金曜の夜、大失敗をしてしまったことを、昨日の午後、気づき、焦っています。
 ほんとうのことを言ったら、こんな夕日を見ていても、気分なんか、まったく晴れません。
 だからって・・・。
 頭を切り換えて、前へすすまなきゃ・・・。

 
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2010年06月12日 | Weblog
 池のところどころに、ぼーっと虹色のひかりが。
 なにかしらと近づいてみると、木漏れ日が水に反射している様子でした。

 ファンタジーをお書きになる方でしたら、こんな虹色のひかりを見つめていたら、なにかが生まれてきそうです。
 梅雨入り前のつかの間。
 木漏れ日の中にたたずむ時間に、疲れている心が癒されるようでした。

 夫はこの土日は会議のため、単身赴任先ステイです。
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バラの季節

2010年06月11日 | Weblog
 公園を歩いていたら、すてきなバラを発見。
 
 そういえば、秩父の従姉妹の家のお庭も、いまごろはきっと、バラが花盛り。
「今年は、お邪魔できそうにないわ」と、春頃、彼女と電話でおしゃべりをしました。
 この季節、彼女の家のお庭は、花盛りであるだけでなく、人だかりで、きっとご近所からの見学者の人たちで溢れていることでしょう。
 そして夕暮れには、丹誠を込めて咲かせたバラたちを眺めながら、お夕食のテーブルでも・・・。
 
 そうそう、夕べの句会では久しぶりにお点をいただきました。
 みんなでお腹をよじって大笑いして、風邪が吹き飛ぶような夜でした。
 夕べの兼題は「手紙」

 夏の雨 日付まで読む エアメール

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今夜は句会。

2010年06月10日 | Weblog
 まだ咳が治りませんが、お薬が効いてきたのか、体は楽になってきました。

 今夜は飯田橋で定例の「北句会」
 もう、2ヶ月もサボッてしまいました。
 
 そんなわけで、へぼ俳句をひっさげての今夜の句会参加は、ちょっと、いえ、かなり、腰がひけています。
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