20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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つるし雛

2014年02月01日 | Weblog

             

 今日から如月。2月です。 

 写真の、吊るし雛の風習が始まったのは、江戸時代といわれています。

 当時は、ひな人形はとても高価なもので、庶民には手が届かなかったそうです。

 そこで、祖母や母、まわりの大人たちが小さな人形を手作りし、持ち寄って飾ったそうです。

 この小さなお人形の数々から、そうした暖かさが伝わってくるようです。

  静岡県では「雛のつるし飾り」、福岡県では「さげもん」、山形県では「傘福」と呼ばれて親しまれているそうです。

  そしてこの3つの地域が、歴史的な背景や由来・文献などに残るゆかりの地となっており、「全国三大吊るし飾り」とも呼ばれているそうです。

 

 今年は、娘夫婦の♪ちゃんの初節句です。

 ♪ちゃんのお雛さまを娘夫婦は、娘のお雛さまの作者である今は亡き原米州さんの無形文化財を継承された、お嬢さんである原孝洲さんの作られたものを選びました。

 娘はやはり、自分のお雛さまにこだわりがあるようです。

・・・それにしても、最近のお雛さまが小さいのにはびっくりしました。

 娘のお雛さまを基準に考えていたら、高島屋でも三越でもお雛さまがとっても小さい・・。

 さらにそれより小さな超コンパクトというサイズもあるようです。

 

 お雛さまを選びにいくついでに、娘が自分のお雛さまの修理を、原孝洲さんのお店にお願いしてくれました。

 なにぶんにも長い年月、毎年毎年飾っているお雛さまなので、私は気づかなかったのですが、娘が「お雛さまの目のあたりが、ちょっと気になる」と・・・。あわせて髪の毛も整えてくれるそうです。

 修理が終わり戻ってきたら、今年も我が家の和室に、娘のお雛さまを飾ります。

(写真は三越本店のつるし雛)

コメント (2)
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