折にふれて

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音楽とともに、折にふれてあれこれ。

スパルタカス 愛のテーマ  Love Theme From "Spartacus"

2013-09-16 | 折にふれて

数十年に一度の大雨を降らす台風18号が日本列島を縦断しています
進路や雨の被害が予想される地域にお住まいの方、じゅうぶんにお気をつけください

 

さて... 

最近、ちょくちょくとコメントをくださるブロガーさん
若き日の(失礼...(._.) ) 映画とその音楽を話題にしていらっしゃいました
ひまわり、太陽がいっぱい、死刑台のエレベーター...など
私も学生の頃、名画座通いをしていましたので、どれも懐かしい映画ばかりです

そういえば、昔の映画って心に刻まれるような主題曲が多かったような...

そんなこんなで思い出したのがこの曲
映画「スパルタカス」の全編に流れる主題曲「愛のテーマ」
この「愛のテーマ」名曲由縁かジャズにアレンジされて演奏されることが多く
中でも、ビル・エバンスのピアノによるものが有名
だけど、自分としてのイチオシはコレ

「スパルタカス 愛のテーマ」 カルロス・サンタナ ハービー・ハンコック ウェイン・ショーター

 

 


カルロス・サンタナといえば、ラテンミュージックの大御所
ラテンとロックを融合した功績は大きく、
「泣きのサンタナ」と呼ばれる彼のギターにはファンも多いことと思います

とにかく、息の長いミュージシャンですが、
ここ最近はラテンに軸足を置きながらも、
ヒップホップのローリン・ヒルやテノール歌手のプラシド・ドミンゴとの共演など、
さまざまな音楽ジャンルとの融合を図っています


1970年代、サンタナはジャズに傾倒した時期がありましたが、
この曲はその頃のもので、当然ながら、ジャズ・ミュージシャンとの共作です

ジャズのことはあまりわかりませんが、
ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターなど、
私のようなジャズ素人でも知っている有名ミュージシャンが参加しています


さて、「愛のテーマ」のこと
サンタナのギターで始まるせつない旋律
スローテンポで繰り返される旋律にからむように流れるハービー・ハンコックの透明感あるピアノ
やがて、旋律はピアノに引き継がれ、サンタナのギターがサイドに回り、
リズムセクションが加わるとともに、曲のテンポは次第に上がっていきます
そして、さらにウェイン・ショーターの自由奔放なソプラノサックスが加わり、曲はクライマックスに
終盤では、かなりアップテンポに盛り上がっていきますが、それでもこの曲が本来持っている「せつない美しさ」は失われていません

 

・・・ということで

台風でさっぱりの連休
ひとりで盛り上がってしまいました

夕方からは青空ものぞくよう
台風一過の夕焼け空を撮りにいくかな


 


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