折にふれて

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音楽とともに、折にふれてあれこれ。

標高差4000m、奇跡の風景  By空倶楽部

2019-02-19 | 空倶楽部

 「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

空倶楽部開設9周年おめでとうございます。

この有意義な集まりを企画された、かず某さん、chacha○さんに心からお礼申し上げます。


 

富山県高岡市雨晴海岸。 


Sony α99  F2.8G/70-200㎜ (f/11,1/50sec , ISO100) 

 

標高差は4000m──。

富山の自然、そして、その恵みが生み出す海の幸を表わす言葉として、よく聞く話である。

標高3000mを超える山々が連なる北アルプス立山連峰。

冬、そこへ日本海で湿気を帯びた風がぶつかり、雪を降らす。

春に雪解け水が急峻な山岳を下り、深さ1000mの富山湾に注ぎ込む。

その水は山の栄養分を海へと運び、富山湾はカニやエビなど海の幸の天然の生け簀となる。

 

その標高差を、「なるほど!」と納得させるのが、

雨晴海岸から富山湾越しに北アルプスを望む風景だと思う。

春が近づくにつれて、しだいに海も穏やかになり、

雪をたたえ、壁のようにそびえる立山連峰もくっきりと現れることが多くなる。

奇跡の風景の撮影シーズンがいよいよ始まった。


 

夏の歌なんだろうな...と思いつつ、

自分にとっては、春の訪れとともに思い出す曲。


Bertie Higgins - "Key Largo"

 

 

 

さて、本日は空倶楽部7周年を記念して、

これまでの一年間に投稿した空写真の中から、

自選の一枚を掲載することになっている。

なんとなく、おこがましさを感じながら選んだのが... 

 
 Sony α99  Planar 50㎜ (f/2 , 1/80sec , ISO100) 

 

夏、金沢のひがし茶屋街で出会った空で、

激しい夕立の後、秋の訪れを予感させる夕空が広がったことを覚えている。

 

 

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