久しぶりの奈良、そして當麻寺。
當麻寺に先祖供養をお願いしていて
年に二回、春と秋の彼岸に追善供養の法要に出かけている。
父が平成17年に他界して以来なので、私にとっての年中行事だったが
ここしばらくはコロナ騒ぎで中断していた。
當麻寺に関わる記事は「大和路点描」というカテゴリに括ってあって
振り返ってみると最後に訪れたのが2019年の9月だった。
それまで通い始めて15年ほどになるから
かれこれ30回は訪れた計算になる。
だから、3年ものブランクは大きいはずだったが...。
いつもと変わらぬ長閑な風景と空気で當麻寺は出迎えてくれた。
それもそのはず、1300年というこの寺の歴史にすれば
3年の月日などとるに足らないものでしかないのだから。
能「当麻」を見たり、折口信夫の「死者の書」を読んだりして一度は當麻寺にお参りしたいと思っています。
そちらにも中将姫が祀られているのですね。
そして、「死者の書」までご存じとは驚きました。
ぜひ、當麻寺の空気を背後の二上山とも楽しんでください。