6月第一週の週末、金沢は街をあげて「百万石まつり」に熱狂する。
祭のメインイベントは百万石行列、加賀藩初代、前田利家の金沢城入城にちなんだもので
武者行列を中心に、金沢伝統火消し「加賀鳶」、市内小中高校のブラスバンドやバトントワリングなど、
4時間にわたりメインストリートを練り歩く。
中でも、毎年、ゲストの男優女優が扮する利家と奥方のまつは最大の見どころで百万石行列をいっそう盛り上げる。
さて、そんな喧騒とは別に、この祭のもうひとつの話題が浅野川の灯篭流し。
浅野川は金沢を流れるふたつの川のひとつで、
勇壮な流れから男川と呼ばれる犀川に対し
ゆったりとした流れやその情緒から女川との愛称で親しまれている。
百万石行列を翌日に控えたまつり初日の夕方、
浅野川河畔、主計町(かずえまち)の「太郎」から灯篭流しを眺めることにした。
太郎は三代続くなべ料理の老舗で、
最初に訪れたのは社会に出た日、新入社員と役員の会食だった。
料亭という場所、すこしオトナになったような気分を味わったものだが
あれからすでに四十年あまり、文字どおり「折にふれて」お世話になっている。
その太郎からの眺め。
学生の頃に読んだ五木寛之の短編小説「浅の川暮色」、太郎はその舞台のひとつでもあった。
Duke Ellington & John Coltrane - In a sentimental mood
キラキラしてる~
それを料亭から見られるなんて、とっても優雅でうらやましいです。
外で見たら、ザワザワでゆっくり情緒に浸れませんし。
デューク・エリントンとコルトレーン、いいですね~
しっとりした中にも力強さも少し感じました。
去年の発表会の時に先生方が、みんなで‘Sir Duke‘を弾いてくださって。
やっぱりいいなあって思いました。
綺麗ですね!
料亭からですか…優雅で羨ましい。
橋の上には沢山の人だかりなのに、ほんと優雅ですね~。
こういう風情ある催しはゆっくりとした気分で味わうのが最高だと^^
灯篭の灯りも美しいです。
そして、さざ波のようなピアノの旋律とサックスの音がとっても心地よいJazz。
月曜日の朝から私も心地よく^^
以前は地元客がほとんどでしたが、
新幹線開通以来、観光客が増えて
橋の上も浅野川に沿った道も
見物客でいっぱいでした。
そんな中、2階から灯篭流し見物。
かなりプレミアムな体験でした。
この時期になべは...とも思いましたが、
すこし肌寒い日で、これも○
いい思い出になりました。
料亭といっても、メニューは「なべ」ひと品だけ。
全国に知れた有名店ですが、かなりリーズナブルなのです。
金沢へお出かけの際はぜひどうぞ。
ここは金沢に三か所ある茶屋街のひとつ。
浅野川沿いに沿う情緒はなかなかのものです。
すこし前、「舞子はーん」(だったかな?)という
京都を舞台にした映画のロケでも使われていました。
金沢なのに京都らしい風景ということでしょうか(笑)