高隈山には 秋の雲が
ようやく七分がゆ
最後の朝食は、ようやく普通食になりました
美味しいスイカのゼリーもありました
お隣のベッドのIさん、看護士さんはみんな仲良し
「ただいまー、異常なしでした(*^_^*)」と報告したいのですが……。
内視鏡検査の結果は、グレーでした。
一緒に検査を受けたのは3人。控え室には1500㏄の大きなペットボトルがドーンと置かれています。3人とも最初はなかなか下剤が効かないと嘆いていたのですが、1000㏄を飲み終わる頃から、急激にお腹が空になっていき、いよいよ検査開始です。安定剤がよく効く私は、朦朧としているうちに検査が終わってしまいました。一緒に受けたお二人は異常なしでお帰りになったようですが、私だけ2泊3日の入院に。
夕方、説明に現れた、ニコニコ顔の院長は、大腸の写真を見せて
「ポリープが二つありましたが、きれいに取れましたよ! 後は一週間後の組織検査の結果を待ってくださいね、但しポリープを切除した跡はクリップで留めてありますから、今後2週間は、これこれしかじか…」
と生活面の指導がいっぱいあり、「14日にもう一度きてくださいね」で終わりました。
その時は、「異常なしですよ」と説明されたかのような錯覚に陥り、一緒に聞いてくれた姉夫婦と、「よかったぁ、これで命拾いだね」なんて、喜んだのですが……。
後で頭を冷やして考えたら、「大丈夫ですよ」とは、一言も仰ってないことに気がつきました。さっきの写真を取り出し、しげしげ眺めると、1個はマスカットのようなつるつるの楕円形ですが、もう一つは富士山みたい。裾野は大きく広がり、頂上はゴツゴツ。あれーっ(>_<)これはヤバイ! と気がつきました。
翌朝回診に見えた、相変わらずニコニコと優しそうな院長に、もう一度尋ねました。
「先生、こっちのポリープが気になるんですがー」すると
「その大きさなら全然心配いりませんよ」ですって。
と言うことは…??。
14日が待ち遠しいアカショウビンでした。