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昔から「陸の孤島」と言われ続けた鹿屋市。
JR大隅線は20年前に廃線となり、市民の唯一の足だった大隅交通ネットワークは昨年11月、事業縮小で、赤字路線を大幅に廃止したため、ますます不便になってしまった。地方ではマイカーなしでは生活できない、都会と地方の格差はますます広がるばかり…。
そこで登場したのが、コミュニティバス「かのやくるりんバス」。
鮮やかなブルーに、バラの町鹿屋のシンボル、大きなバラを描いた小型バスが、市街地の二つの路線を一日3往復走ることになった。
午前10時から始まる教会の集会や、コーラスの練習に丁度よい便があったので、今日、初めて乗ってみたが乗客は私だけ…(>_<)。
マイカーよりも地球にやさしい乗り合いバスなのに。
もう少し便数が増えると利用しやすいのだろうが、不便で利用しない→採算が合わないから便数カット→ますます不便…の悪循環になってしまう。
病院通いや、温泉に行く高齢者の利用が多くなるかなと期待したのだが…。地方とうまく繋がらない今の路線では難しいのかもしれない。
ともあれ、この可愛い「かのやくるりんバス」いつまでも皆さんに愛され多くの方に乗って頂けるバスとなりますよう祈ります。