敬老の日が来る。母は10月で卒寿。立派な老人だ。できそこないの娘のために頑張って生きていてくれる。見事、立派と言わずして何と表せよう。母のこれまでの人生が楽でなかっただけに、そう言えるのだ。
しかし、娘にはみじんも苦労など見せず、明るく笑って接してくれていたからこそ、六十を越えた私も、母とのつながりだけは絶ちたくない。
私の一方通行のハガキ通信だが、母にも、絵付けし体調良は○、不調は×だけのハガキ、書いてほしいな。
娘より。
母さんへ。
鹿児島市 吉利万里子(61) 2007/9/8 毎日新聞鹿児島版掲載
しかし、娘にはみじんも苦労など見せず、明るく笑って接してくれていたからこそ、六十を越えた私も、母とのつながりだけは絶ちたくない。
私の一方通行のハガキ通信だが、母にも、絵付けし体調良は○、不調は×だけのハガキ、書いてほしいな。
娘より。
母さんへ。
鹿児島市 吉利万里子(61) 2007/9/8 毎日新聞鹿児島版掲載