無病息災、一病息災という。中国のことわざでも一病は長命とあるらしい。医学の進歩の恩恵で二病、三病と仲良く暮らす人も多い。文豪漱石、天才ダ・ヴィンチは晩年、リウマチに苦労した。私もその仲間入りで日夜、妻の応援を受けて格闘中である。最近は一病「健忘症」が日々迫って困っている。これを直す薬はなく、自己処方箋で探す以外はないと脳活性の勉強中。新聞、読書、会話、映画、散歩と忙しい。これ以外の妙薬探しの旅もスローで、まだ未知の素晴らしい妙薬が隠れているかも。いずこも春の満艦飾で、生命の活気をもらっている。
鹿屋市 小幡晋一郎(75) 2008/4/21 毎日新聞鹿児島版 特集-4
鹿屋市 小幡晋一郎(75) 2008/4/21 毎日新聞鹿児島版 特集-4