中学時代は外交官になりたくて最難関の国立大学法学部を目指した。高3で病に倒れ夢破れた後の10年間は挫折感と虚無感で過ごした。結婚後、一人娘を授かってからは「一国一城の主」を夢に脱サラ。ずぶの素人ながら喫茶店、学習塾と夫婦でやり遂げた。52歳で引退した後、夢がうせた。そんな時、NHKの「百歳バンザイ!」を見た。何て元気。何てハツラツ。100歳まで健やかに生きる。身も心もガタついた私にも、おぼろげながら最後の夢が見え、ちょっぴり勇気もわいた。
後ろ向きだった私にサヨナラして今から前向きに生きよう。
霧島市 久野茂樹(58) 2008/4/28 毎日新聞鹿児島版掲載
後ろ向きだった私にサヨナラして今から前向きに生きよう。
霧島市 久野茂樹(58) 2008/4/28 毎日新聞鹿児島版掲載