梅の花のにおうころ、91歳の母の友だちが、3人亡くなった。
母は元気だが、持ち物の片づけをぼつぼつ始めている。
母の日記帳を見ていたら、昭和57年、私の夫が亡くなったときに書いたものがあった。
「夫は泣いてばかりいるが私は由井のことは心配しない。変な子だから大丈夫。実証ずみ」とあった。
長男に話すと「おばあちゃんこそ、変に運が強いよね」と言う。
そういう彼は、何回も命拾いをしている。
誰よりも変な子だ。
阿久根市 別枝由井(67) 2009/3/2 毎日新聞鹿児島版掲載
母は元気だが、持ち物の片づけをぼつぼつ始めている。
母の日記帳を見ていたら、昭和57年、私の夫が亡くなったときに書いたものがあった。
「夫は泣いてばかりいるが私は由井のことは心配しない。変な子だから大丈夫。実証ずみ」とあった。
長男に話すと「おばあちゃんこそ、変に運が強いよね」と言う。
そういう彼は、何回も命拾いをしている。
誰よりも変な子だ。
阿久根市 別枝由井(67) 2009/3/2 毎日新聞鹿児島版掲載