はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

エッセイ仲間と

2009-03-15 17:51:46 | アカショウビンのつぶやき
 久しぶりに晴れ上がった暖かな昼下がり、毎日ペンクラブ鹿児島・大隅ブロックの会員7名が、Iさん宅に集まり、賑やかな親睦交流会をもった。
 休日返上で参加された、H支局長は愛用のバイクを飛ばして鹿児島市から駆けつけてくださり、大いに笑い、いっぱいしゃべり、時間の経つのも忘れるほど…の楽しいひとときだった。会食の後は、Yさん差し入れの新鮮な朝どりイチゴに舌鼓をうち、Iさんがたててくださるお抹茶に心いやされる贅沢な時間…。

 今回は、昨年の交流会で学んだ、旧根占町出身の絵本作家・八島太郎の生涯を、地域のFMラジオで紹介する番組を作る予定だった。
 Yさんがシナリオを作り、演出はKさん、その他の会員が声優となり全員参加の番組を作ろう! と計画したが、今回はそれぞれ用事が重なって役者が揃わず…残念ながら次回にゆずることとなった。

 「毎日ペンクラブ鹿児島」が生まれて今年で9年目、様々な活動をしてきたが、ラジオ番組づくりは初めての構想、いつかこの夢を叶えたいと思う。みんな頑張ろうね!

 ごめんなさい、おしゃべりに夢中で、写真撮るのを忘れました。これ一枚です、ごかんべんを<(_ _)>

疫病砂

2009-03-15 17:15:46 | はがき随筆
 病院から帰った娘が「歩伽(ほのか)は黄砂アレルギーだって」と言う。
 「エッ! そんな病名があるの?」「うん、患者が多いんだってよ」。小学1年生の孫娘のつらそうなせきは続く。
 工藤静香が♪黄砂に吹かれて~と歌ったころの飛び砂は気にならなかった。今は砂が有害物質と合体して、朝鮮半島や日本の自然、人間に悪さをするのが怖い。以前テレビで、屋久島の雪が、ある薬品をかけると黒く変色したのを見てゾッとした。
 もし″万の風″が起こるのなら、大陸からの疫病砂を吹き飛ばしてくれと頼みたい。<中国が西にあるのを恨む春>
   出水市 清田文雄(69) 2009/3/15 毎日新聞鹿児島版掲載