脈診の意義を考えると原点を問うことの大事性痛感する。
今週はじめの鍼灸実技の授業で酒井先生より「脈診不要論」をうかがった。酒井先生の説かれていることについては、自身の理解が未だ浅いと思えるので改めて説きたいが、端的には、「脈診とは証を立てる方法の一つであるのに、多くの経絡治療家と称する人々は脈診で証を立てるのが経絡治療であるとしてしまっている。極論すれば脈診あっての経絡治療としてしまっている。が . . . 本文を読む
臓腑病証について学んだ。対象を立体的な二重性において捉えることの大事性痛感する。
東洋医学概論の授業で、肝の病証として、肝気鬱結証、肝火上炎証、肝陰虚証、肝陽上亢証、肝血虚証、肝風内動証、肝胆湿熱証を学んだ。
その中での、肝火上炎証と肝陽上亢証について。授業での解説では、肝火上炎証とは実熱証であり、肝気が化火、上逆して上焦に影響を及ぼしたものであり、肝陽上亢証は同じ熱証であっても肝火上炎証の状 . . . 本文を読む