ただの日記。閲覧注意。
本当に、まったく、人の気持ちはわから無い。相手に二重化することの難しさ痛感する。相手に二重化しているつもりで現実には自己の他人化ならぬ自己の自己化でしか無かったとは・・・・・・。
しかし、である。認識論の実力なしには、まともな東洋医学、鍼灸論の構築はもちろん、日々の手技や鍼灸の実践すらが・・・と思える。
認識論の学びに全力を尽くしていきたい。
これまで、認識がザルで . . . 本文を読む
マルクスですら現代においては過去の人であるから、ディーツゲンに至ってはその名前すら聞いたことが無いという方がほとんどでは無いかと思う。況や、鍼灸の世界に於いてをや。
しかし、である。過去のものとしてしまうのにはあまりにも惜しい内容がそこにはあると思える。以下に、引用した文章を読んでいただければ分かるように、実践家である鍼灸師が(本来あるべき)東洋医学・鍼灸理論を学ぶ意義が見事に説かれてあると . . . 本文を読む
鍼灸学校で何故に解剖学・生理学を学ぶのか?と改めて問い返すと、「人間の解剖は猿の解剖のための鍵である」(マルクス)との言の偉大性痛感する。
素直に考えれば鍼灸は東洋医学の一分野で、西洋医学とは別の理論体系を持っているのだから、東洋医学の学びと鍼灸の実技の学びをすれば十分であり、一般教養として西洋医学を学ぶことはあっても、それ以上の西洋医学の学びは不要である。とも思える。
しかし、である。現 . . . 本文を読む
経穴等、東洋医学に使われる漢字、なかなかに出てこない場合があります。スマホでの更新の場合は、その漢字を探すだけで多大な時間と労力を必要とするので、スマホでのブログ更新の場合、すぐに出てこない漢字は今後、平仮名表記とします。
例えば、梁丘→りょうきゅう。犢鼻→とくび。等。
悪しからずご了承ください。 . . . 本文を読む
風市に横刺行った。科学的な東洋医学、鍼灸理論の確立の必要性痛感する。
昨日の鍼灸実技。鍼「陽明胃経梁丘、太陰脾経血海、少陽胆経風市」。灸「陽明胃経犢鼻(外膝眼)、奇穴内膝眼、奇穴鶴頂)」。を学んだ。
その中の少陽胆経風市。2~3cmの深さで横刺(中枢、あるいは末梢方向どちらでも良い)と教えられたのだが、経穴を長脛靭帯と二頭筋間の陥凹部、「気をつけ」した時の中指の位置。と正確に?取穴(経穴の場所 . . . 本文を読む
「第2章 東洋医学の人体の考え方」は、東洋医学の解剖生理である。と思う。それゆえ、この章の内容とその理解が、今後の東洋医学の学びの土台となって行くと考える。端的にまとめておきたい。
東洋医学では人体を大きく三つの構造として捉える。である。
は、気・血・津液、精・神。五臓に蔵され、かつ五臓を中心として体内を循行する。
は、五臓(六臓)を中心としての六腑、奇恒の腑、皮・骨・筋肉等々の、我 . . . 本文を読む
引き続き「3.臓腑経絡論」のまとめ、「(2)経絡の構成」から。ここ以降は、いわば経絡の解剖と生理が述べられている。(以下、『』内、要旨。)
『経絡は体内で臓腑と連なる経脈を中心に、そこから枝分かれした絡脈とさらに別れる孫脈とからなる。(経絡類の相互関係の図が添付されている。最後に画像で添付する。ブログ筆者。)』
『経絡の働きは要約すると以下の三つ。
①経絡は、循行上の臓腑 . . . 本文を読む
下駄で歩くこと行った。骨と筋肉は一体を実感した。
3連休の間、想定外の出来事もあって、本来の予定とは違ったものになってしまったが、「旧・東概」のまとめの再開と朴歯の下駄を使っての下体の鍛錬は行えたので、自分としては、まあまあかとも思える3連休であった。これが毎回の連休のあり方とすると不味いなとは思えるが。
ところで、朴歯の下駄による鍛錬。当初の目的は下体の骨と神経の鍛錬。であり、そのことによる . . . 本文を読む
「3.臓腑経絡論」では、まず経絡の歴史的な変遷が説かれ、次に経絡の構成と機能について説かれる。(わざわざ経絡の上に臓腑と冠してあるのだが、臓腑と経絡の関連については特に説かれてはいない。)
まずは「目次」を記して、その後に、まとめを行なっていく。(以下、『』内は要旨。)
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「目次」
3.臓腑経絡論
1)経絡概説
(1)経絡 . . . 本文を読む
「旧・東概」のまとめを再開するにあたって、随分と間が空いてしまっているので、簡単に最初からを振り返ってみたい。
「旧・東概」のまとめを行うにあたっての自身の思い・志は、「現在までに説かれている東洋医学の全体像を描きたい。」ということであった。そして、そのためには、鍼灸学校で使われる「東洋医学概論」の教科書のまとめをすることが良いとの思いから、手に入る最も旧い「東洋医学概論」の教科書(「旧・東 . . . 本文を読む
五臓の病について簡単に列挙することで、「2.五臓六腑(蔵象)」の項をおえて、先に進みたい。まずは、「旧・東洋医学概論」(今後、「旧・東洋医学概論」は「旧・東概」、「新・東洋医学概論」は「新・東概」と略することとする。)を概観して、東洋医学概論の全体像を描いていくことが大切であると考える。
「心の病」(心に関わる五行ー神、血脈、顔色、舌、汗)
1.意識的、無意識的活動に不適切・不調和が生じ . . . 本文を読む
「よくわかる黄帝内経の基本としくみ」(以下、「よくわかる黄帝内経」と略す。)から何を学ぶべきか。
端的には二つ。一つは黄帝内経の全体像=東洋医学の原点の全体像であり、もう一つは黄帝内経=東洋医学、如何に学ぶべきかの視点であると思える。
一つめについては、「よくわかる黄帝内経」のまとめとして近いうちに説きたいと思う。
もう一つの、東洋医学如何に学ぶべきかの視点。これにも二つあり、一つは「細 . . . 本文を読む
昨日の「新・東洋医学概論」による授業、すんなりと分かっていくこと出来た。「よくわかる黄帝内経の基本としくみ」と「旧・東洋医学概論」の学びの成果と思える。
「よくわかる黄帝内経の基本としくみ」は数回読んだものの、分かったというには程遠いし、「旧・東洋医学概論」のまとめは中途で止まっているのだが、昨日の授業では、教員の話に幾つかの質問をすることでではあるが、最後までついていくことが出来たように思 . . . 本文を読む
「新・東洋医学概論」の教科書での授業を受けた。大陸人の作文と本来の古典との区別の必要性痛感した。
本日の授業。「新・東洋医学概論」の教科書での「肝」の生理としての「蔵血」と「疏泄」についての、前回のほとんどの学生がわからないままに終わった部分の説明から始まった。
端的には、肝を実体と機能の陰陽に分け、陽としての機能にも陰陽があり、それが「蔵血」と「疏泄」という二つの機能である。そして「蔵血」と . . . 本文を読む
季節が夏から秋へ秋から冬へと変わっていくのに合わせて、自身も変化して行かねばと思う。
昨日、本日と続けて、河原の石の上を裸足で早足で歩きながら、十二経脈(太陰肺経→陽明大腸経→陽明胃経→太陰脾経→少陰心経→太陽小腸経→太陽膀胱経→少陰腎経→厥陰心包経→少陽三焦経→少陽胆経→厥陰肝経)の暗唱を行った。
近頃は、裸足で石の上を早足で歩くこと、しっかり集中していれば、石がぐらついても転倒すること . . . 本文を読む