ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

ウバユリ咲く矢田丘陵(2011.08.01)

2011-08-01 11:14:48 | 矢田之花暦(やたのはなごよみ)
8月になりました。不順な天候が続きますが、今朝も日課のウォーキング。
「今日はウバユリを見に行こう」と横山北の「お地蔵さんの辻」に駐車して、5時半スタート。
本当は逆回りの方が近いのですが、咲いているかどうか後の楽しみに残しておいて大石へ登ります。

昨日の夕立で草がまだ濡れていて、まだ人の通らない途はクモの巣が阻みます。蒸し暑さに一汗かいて参道に出ると、後の急な参道はウグイスやホトトギスの声を聞きながら快調に登れました。



最高所・まほろば展望所は気温23℃。展望ゼロ。クサギの蕾が色づいてきました。



尾根道を北へ。今の時期の花はヤブミョウガぐらいで、いつも見るオカトラノオも見えません。
「こどもの森」への分岐から右へ折れた落ち葉の道で、♀ペンがこんなキノコを見つけました。



続いてこんなキノコも…。
「ウバユリは咲いてるかなあ」「和佐又の小屋の前は凄い群落やったねえ」「今年は大普賢でも行ってみるか」と話しながら下ります。



東明寺でお詣りを済ませ、いつも嫌な暗い竹藪を抜けると…緑の中に白い色が浮かんでいます。



「あ!咲いてた」…♀ペンが傍まで登ってカメラに収めました。



美しい花たちに見送られて横山北へ帰り、お地蔵さんにお礼を言って車に乗りました。

梅雨空に咲く…矢田寺のアジサイ(1)

2011-07-09 10:20:13 | 矢田之花暦(やたのはなごよみ)
梅雨空に咲く…矢田寺のアジサイ


古くから「矢田の地蔵さん」として親しまれてきた金剛山寺。
天武天皇の勅願寺でかっては多くの堂塔伽藍がありました。今はアジサイ寺として
有名で、花の季節には訪れる人が後を絶ちません。

地形を利用して小さい谷間に遊歩道が設けられていますが、参道を挟んで反対側に
「見本園」があります。そこで見ることのできる花をご紹介します。


今日の大和民俗公園(2011.07.04)

2011-07-04 15:24:13 | 矢田之花暦(やたのはなごよみ)


朝早いのでまだ人影の少ない公園で、エリカの花が出迎えてくれました。





正面入り口付近や北入口上など、あちこちで香りのよいクチナシの花が咲いています。





しばらく見ないうちに、ヒョウタンがこんなに大きくなりました。



「バレンタインひまわり」小型で背の低い向日葵。ソバ畑の近くで…



やや色衰えたダリア



アジサイやアヤメに代わって、これからはノカンゾウの季節



真っ赤な花が見えるので近寄ってみると…



ノウゼンカツラでした。
帰る頃には、そろそろ出勤される人の姿が見られるようになった1時間ほどの
早朝ウォーキングでした。

今日の大和民俗公園(2011.06.23)

2011-06-23 11:41:13 | 矢田之花暦(やたのはなごよみ)
昨日は夏至。梅雨の中休みの今日は朝から日射しが強く、真夏の暑さです。



抜けるような夏空の下に横たわる矢田丘陵。積乱雲ももくもく出始めました。
午後は夕立になるかな。



熊五郎狐のいる休憩所下の池に咲くヒツジグサとアジサイ。
ちょっと涼しげです。



早咲きのハギの花。



白いハギも咲いています。梅雨明けも近いのでしょうか。

今日の大和民俗公園(2011.06.21)

2011-06-22 09:07:31 | 矢田之花暦(やたのはなごよみ)


午後から晴れてきたので、夕方、ウォーキングに行きました。
公園入口でセント君と早咲きのハギがお出迎え。





旧吉川家横の花壇のカレープラントの花。名前の通り、カレーの匂いが漂ってきます。
南アフリカ原産のハーブです。



熊五郎狐の前の坂道。アジサイが色濃くなりました。







ぐるっと回ってヒョウタン池の方に来ると、清楚な感じの純白の花も…



日が西に傾き、花菖蒲園の人影もまばらになりました。



梅林で、たわわに実った木が一本ありました。他の木は今年は実のりが少ないのに、
この木の元気をもらいたいものです。
「青梅やずぶ濡れの山すぐそばに」桜井博道

今日の大和民俗公園(2011.06.17)

2011-06-17 17:55:26 | 矢田之花暦(やたのはなごよみ)


まだ、すっきりしない空模様ですが昼食後、民俗公園を歩きました。
アジサイが次第に色づいてきました。いつものように一周目は早足で、二周目は写真を
取りながら少しゆっくりと…



民家群の前に咲くガクアジサイ



オニシモツケ。シモツケの白色版ですがやや大型です。



クロタネソウ。キンポウゲの仲間で赤、青、など他にもさまざまな色があるそうです。
文字通り、黒い種ができるとか…。



里山を東側に回ると、オオヤマレンゲは終わりササユリが咲いていました。



近くではダリアも咲いています。



白い花はソバ。手前の囲いの中は皇帝ダリアが植えられています。



花菖蒲園は見ごろを迎え、花を愛でる人で賑わっていました。





キンシバイはやや盛りを過ぎたようです。色とりどりの花を楽しんで帰りました。

今日の大和民俗公園 (11.06.06)

2011-06-06 16:51:36 | 矢田之花暦(やたのはなごよみ)
あまりにも不甲斐ないわが阪神タイガース。また昔のダメトラに逆戻りかと、ファンには眠れない
夜が続きます。明け方、遠くでホトトギスの鳴く声が聞こえ、とうとう♀ペンを起こして5時半頃
から歩き出しました。



公園への途中で見たチガヤです。あまりにも身近にあり過ぎて、これまで名前も知りませんでした
が、たぬきさんのブログで教えて頂きました。



さて大和民俗公園の花菖蒲園の様子です。早朝から熱心なカメラマンが写真を撮っていますが、
例年に比べるとまだ花の数は少ないようです。



これは同じ6月6日ですが、2009年の写真です。





里山東の池の土手に咲いていた黄色の花。キンケイギク(金鶏菊)だと思いますが…



キンロバイ(金露梅)が咲き始めました。菊と梅、どちらも鮮やかな黄金色です。



梅林の端の方で突っ立っている大木。真っ白な花をびっしりつけています。



標識には「キササゲ」とありました。
葉はキリに似ていますが秋には緑褐色のササゲに似た実をつけるそうです。
ただネットで調べた限りでは花の色は類縁のアメリカキササゲの方に似ていると思います。



さわやかな朝の空気を吸って爽快な気分で帰りました。これは我が家に咲いているノイバラ。
すぐ虫がつくし、狭いところではびこってトゲで刺されるので、もうすぐ根元から切られる運命です。

今日の大和民俗公園(2011.06.03)

2011-06-03 17:08:23 | 矢田之花暦(やたのはなごよみ)


梅雨の中休みですが、まだどんよりした薄曇りで気温だけが高い朝です。





タイサンボクが開きました。オオヤマレンゲと同じモクレン科ですが、大木で高いところに咲いて
いて、あまりいい写真が撮れませんでした。



ハコネウツギ。花の色が白から次第に薄紅色に変わっていきます。



アジサイが次第に色づいてきました。(5.31日に写したものと同じ花です)



花菖蒲園近くのアマリリス。真紅のこの花は「色がどぎつ過ぎる…」ので、♀ペンはあまりお好き
ではないようです。



で、その近くのフランス菊。「こんなん、どこにでもある花や…」。とことこ歩いて帰る途中、



歌ヶ崎御廟へ寄りました。高さ30mほどの丘の先端部に設けられています。鬱蒼とした林の中の石段
を登ります。



郡山藩主・本田忠常(1709年没)の墓所で、大きな亀の形をした石の台座の上に立つ墓碑には忠常
の経歴が刻まれていいます。
本田忠常は家康の四天王と言われた本田忠勝の孫・忠義の六男で郡山藩二代目の城主です。(初代
は兄の忠平)
以前はお墓の前まで行けたのですが、整備されてこの門の前までしか行けなくなりました。