ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

法隆寺の動物たち

2011-01-05 09:19:32 | 四方山話
法隆寺の五重塔をはじめとする建築や寺宝は殆どが国宝、重文の貴重なものですが、
門外漢の私には、解説書を読んでもあまりよく分からないことが多すぎます。

ここでは孫たちにも人気のあった動物たちをご紹介します。



金堂は上下二層(下層に裳階がついています)の建物で、その二つを結ぶ四隅の柱に
それぞれ動物がついています。



これは龍。



これはゾウでしょうか?



馬屋の中のウマ(太子の愛馬・黒駒?)と手綱をとる聖徳太子。
鎌倉時代に製作された「聖皇曼荼羅図」最外院の太子像を模した近年の作品と思います。

「玉虫厨子」の玉虫の羽、捨身飼虎図のトラ、天寿国曼荼羅繍帳(中宮寺)のウサギ
などは残念ながら撮影禁止でご覧いただけませんが…

帰ってから孫娘と我が家の中にあるウサギを探す競争をしました。(年賀状は省く)
娘は100羽近く見つけましたが、そのうち数十羽はなんと、いつも私が尻に敷いている
長座布団の模様のウサギでした。まさに「灯台もと暗し」で参りました。