ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

この日・あの山 (1月6日)

2017-01-06 05:00:00 | 山日記

2013年1月6日 天理竜王山 (幸ちゃん、和子と)

幸ちゃんと三人で天理のお節を頂いた後、長岳寺の駐車場に車を入れて歩き出したのは、11時15分になっていた。落ち葉に埋もれた階段道をゆっくりと登るうちに次第に汗ばんできる。一時、雪でも舞いそうな暗い空だったが、中間点のお不動さんの石仏に着く頃には青空から陽射しが帰ってきた。長岳寺奥の院への分岐を過ぎ、最後の階段道の登りでは丸太に付着した氷が解け始めていた。

最後の急坂を登って天理ダムからの林道に出て、田竜王社に手を合わせて舗装路を少し歩く。林道から再び山道に入り、途中で三か所ほど平坦な場所がある階段道を登ると南城跡の山頂にでる。今日もあまり展望は良くなく、金剛・葛城の山並みも生駒を背にした矢田丘陵も少し霞んでいる。東南側の日当たりの良い所で、コーヒーを飲んだ。

天理からの林道から40分、急な階段道から岩交じりのゴロゴロ道になって古墳群に出た。この辺りには円墳、横穴墳を合わせて600基近くの古墳が確認されているというが、その数の多さには驚く。やがて左に沢を見るようになる。舗装路に変わり、なだらかな下り道が延々と続いた末に、堰堤を二つほど見て「山の辺の道」へ出た。

緑に覆われた櫛山古墳手前の池畔では未だに赤い柿の実が鈴なりだった。古墳の上に竜王山が頭を出している。ちょうど登り始めから3時間で駐車場に帰った。上り下りとも休憩なしで頂上滞在20分、やや気忙しかったが、お天気に恵まれて楽しい山行だった。

*過去の今日はどこの山に登っていたかを振り返ってみました。このシリーズは新しい山行報告ではなく、かなり古い記録や写真も含んでいます。山行の際には、必ず最新の記録をご参考ください。



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