ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

春惜しむ民俗公園

2011-04-16 08:24:52 | 矢田之花暦(やたのはなごよみ)
今日(土曜日)は朝からどんよりした曇り空。これは二日前に撮った写真です。



レンギョウの花が色褪せ始めています。



モクレンも少しづつ花びらを落としています。



満開のシダレザクラの並木で…



菜の花と桜、花桃と色彩の競演



サギゴケの群落が足元を淡い紫色に染めていました。

神戸花鳥園に行きました(2011.04.12)

2011-04-14 19:16:51 | 旅日記


花鳥園は前にも行きましたが、娘と孫は初めてです。
入園すると大勢のペンギンたちが出迎えてくれました。ここのケープペンギンたちは、
みんな仲良しのカップルばかりです。変愚院夫婦も少しは見習わなければ…。



受け付けで「まもなくバードショーが始まる」と聞いて、会場へ急ぎました。
今回はフクロウのショーはなく、前座にペンギン(歩くだけ)とサイチョウの飛翔。
そして、観客の頭上をすれすれに飛ぶ、このノスリ(隼)が主役でした。



隣の部屋ではいろいろな種類のオオサイチョウやオニオオハシ(写真)がいて、触れ合う
こともできます。



中庭池にはハクチョウをはじめ、いろいろな水鳥が泳いでいました。



池の周りでは色鮮やかな珍しい鳥たちが歩き回っています。



ベゴニア・ゾーンを通って



スイレン池に来ました。



ここでは約100種類もの熱帯性スイレンを一年中、見ることができます。



100㎏の重さまで載せることのできるオオオニバスには、「危ないので乗らないで…」
という標識がありました。



スイレンの他にもこのムシトリスミレやパピルスなど、世界の水性植物が植えられています。



最後にフクロウコレクションを見て花鳥園を後にしました。
美しい花や可愛い魚や鳥に囲まれて、和やかな時間を過ごせた一日でした。

須磨海浜水族園へ行きました(2011.04.12)

2011-04-13 17:26:54 | 旅日記


今日はみんなで、海の動物や珍しい花や鳥を見に神戸へドライブしました。奈良から1時間あまり
で須磨の海岸にある水族館に着きました。





本館の「波の大水槽」ではいろいろな魚が泳いでいます。



「生きざま水槽」では珍しい習性の魚を自然に近い様子で見ることができます。
これはアナゴの仲間で、管の中に入って頭だけ出しています。



シードラゴンという変な形をした魚



2階の「無せきつい動物室」で見たイソギンチャク。
ユラユラと触手を動かしていました。



ラッコの「餌やりタイム」の時間になったので、いそいでラッコ館へ行きました。
貝だけ食べるのかと思っていましたが、魚も大好物だそうです。上手に手で持って
美味しいところだけ食べていました。



イルカライブ館でイルカたちの見事な演技を観賞したあと、アザラシ・ペンギン館へ。
ペンギンの餌やりタイムは、あまり面白くなかった。かえって地下からペンギンやアザラシが
泳ぐのを見る方が迫力がありました。

他にも「世界の魚館」や「アマゾン館」などを見て、レストランでお昼ご飯を食べて、
午後はポートアイランドの「神戸花鳥園」へ行きました。

今日の大和民俗公園(2011.04.11)

2011-04-11 13:05:49 | 矢田だより
朝から二人で公園へウォーキングに行きました。娘と孫はお留守番です。



駐車場近くの桜並木では、早や花吹雪が舞っています。



正門を入るとセント君がお出迎え。



上の写真で後ろに見える紅モクレンも満開になりました。



国中民家群横の生垣では、ドウダンツツジが咲き始めています。



吉野集落・旧松井家横のシダレザクラの並木道







今を盛りと咲き誇るシダレザクラ群像です。



児童広場上のコブシの花



ヒョウタン池近く、先週のハナモモは終わり、代わって別の真紅のハナモモが咲いています。
初夏のような暖かい日になりました。

久しぶりの山岳小説

2011-04-09 10:12:47 | 読書日記
世界第二の高峰・K2を舞台にした笹本稜平の「還るべき場所」は、久しぶりに「ページ
を繰るのがもどかしい」思いがする山岳小説でした。



主人公(の一人)矢代翔平は未登のK2東壁登攀中に人生でもクライミングでも最高の
パートナーであった栗本聖美を失います。それも急な雪崩で二人が宙吊りになり、下に
いた聖美が自らザイルを切断して墜落するという事故によるものでした。
 以後の翔平は生きる目的を失い、自分の命を救うために聖美が自らの命を犠牲にした
のではないか…という思いにさいなまれます。
 4年後、やっと山の世界に帰ってきた彼に、高校時代からの山仲間でもあった板倉亮太
がK2に近いブロードピークへ誘います。亮太は登山専門の旅行会社の経営者になって
いて、ブロードピークへの公募登山隊を成功させたあとK2東壁を登ろうというのです。

この登山隊の顧客の一人、神津邦正が第二の主人公です。医療器具会社の会長で、自らも
自社製の心臓ぺースメーカーを埋め込みながら、ヨットを操るスポーツマン。初めは
「究極の製品PR」のためにエベレストへの挑戦を試みますが、そのトレーニングの
過程で次第に本当の山への情熱を燃やしていきます。本の帯の「魂の糧」というのは彼の
言葉ですが、後半での彼の行動は「人間はどう生きるべきか(そして死ぬべきか)」と
いう命題を、改めて考えさせてくれます。60歳を過ぎてエベレストの頂きに登り、さらに
新しい8000m峰を目指す彼の姿は、困難に耐える勇気と大きな感動とを与えてくれました。

そして、この本の本当の主人公は冒頭の章で遭難死してしまう聖美でしょう。「K2」
は彼女のイニシャルでもあるのが象徴的です。「山で死んではいけない」という信念の
彼女がなぜ自らザイルを切ったのか…最終章のK2でその意外な回答が語られます。

登攀場面の大部分はK2ではなくブロードピークですが、孤高の三角錐K2を目でも
心でも絶えず間近に見ながらの登攀場面は緊張と危険の連続です。次から次へと襲い掛
かる苦難に、顧客を含めて山男たちがどう立ち向かっていくか…。神津の秘書兼山の
師匠の竹原、高所ポーターのイクバルほかの登場人物も、類型的でなく描かれていて
500ページ近いボリュームを感じさせない、最近出色の山岳小説に出会えました。

我が家の花(2011.04.08)

2011-04-08 11:04:50 | 花日記
朝はまだ薄日が差していましたが、これから雨になるようです。
先月21日以来のお湿りで庭の草木たちは心待ちにしているかも知れません。



鉢植えのツバキ、白八角は次々と咲き続けています。



「都の春」もだいぶ開きました。



スノードロップは満開。



ニオイスミレは色あせてきました。



シュンランは、まだまだ頑張っています。
どうも今日は、地味な色の花たちばかりの紹介になってしまいました。

今日の大和民俗公園(2011.04.07)

2011-04-07 18:22:29 | 矢田だより
9時から独りで公園へウォーキングに行きました。



朝は曇り空でしたが、今は青空から眩しい日差しが降り注いでいます。
ウィークデーの、この時間の公園はひっそりとしています。
コヒガンザクラは、まだ蕾のものが多いようです。



ヒョウタン池近くのシロモクレンが今、盛りです。



北門近くの展望所付近。ソメイヨシノが満開近くなりました。





民家群横のベニシダレが開き始めました。美しい桜並木を楽しめる日も間もなくです。

大和郡山城址のサクラ(11.04.06)

2011-04-07 16:59:15 | 花日記
今日は娘と孫も一緒に、お昼ご飯を食べてすぐにお城へ行きました。



大和郡山は有名な金魚の産地で、こんな碑が建てられています。



三の丸跡地のシダレサクラも見頃になりました。



まるでなだれ落ちる滝のようなシダレザクラ(柳沢文庫前)。



柳沢神社横のオオシマザクラ



今年の「お城まつり」は例年より会期を短縮して4月3日に終わりました。
天守の周囲に張られた「数珠繰り法要」の大数珠が片付けの最中です。



今年はいつもの宴会気分でなく、静かにサクラの花を愛でる人が多かったようです。

今日の大和民俗公園(2011.04.05)

2011-04-05 15:19:18 | 矢田だより


このBLOGのコメントでもお馴染みの「あじさい」さんが、ご主人と大和郡山城址のサクラを
見に来られたので大和民俗公園でお目にかかりました。



ご夫妻には何かとご迷惑をおかけしたフランス以来の懐かしい再会です。



朝は少し冷えましたが、午後は真っ青な空から燦々と陽の光が降り注ぐ素晴らしい天気に
なりました。



芝生の上でお弁当を広げる親子連れや、ボール遊びをする子供、絵筆を揮う人など、
思い思いに春を楽しんでいます。
今年はコヒガンザクラの開花が、ソメイヨシノよりも遅れているようです。



わが町・千日町のサクラも七分咲きになりました。

大和郡山城址のサクラ(4月4日)

2011-04-05 06:00:00 | 花日記


夕方、大阪から帰ってくる娘たちを駅に迎えに行くついでにお城の周辺を歩きました。
城ホール前から見るお堀端のシダレザクラです。



駅前公園のシダレザクラ。



郡山高校前から



柳沢神社のサクラ



神社境内から見るシダレザクラ

郡山城址は「日本桜百選」に選ばれたサクラの名所です。今年の「お城まつり」は昨日
4月3日で終わりましたが、サクラの花はこれからが見頃のようです。