マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

さらばあぶない刑事 ORIGINAL SOUNDTRACK

2015-12-12 13:41:47 | あぶない刑事



そんなわけで、公開を来月に控え、先行的にリリースされたサントラです。
まあ、映画サントラなんでね、ほとんどインスト曲ですが。

まず2曲目の「LONG GOODBYE」。本作品のOPテーマです。なんつーか、昔のアメリカの刑事モノのテーマにありそうな曲調ですよね。すなわち、その影響を受けているあぶ刑事らしいともいえるんでしょうが。
4曲目の「CHASE IN THE DARK STREET」。多分、序盤の追走シーンで使われるんでしょう(あくまで『序盤の』ね/笑)。
5曲目の「SO FINE」。これは、無印TV版から使われているBGMで、なんか署内でまったりと、タカやユージやカオルやトオルや、あるいは捜査課や少年課の面々が軽くボケをかましてたり、話の冒頭でタカとユージが新聞読みながらどってことないやりとりしてるシーンなんかで流れる曲ね。微妙に現代風にアレンジしてるかな。
で、6曲目の「KA.O.RU」。これはちょっと笑っちゃいました(笑)。初っ端のアレンジと、曲の最後のほうに入る、





カオルの台詞が(笑)。



これは実際に聴いてみたほうがおもろいと思います。
それと、「KA.O.RU」と対になってるのかはわからんけど、12曲目の「NATSUMI」。今回、タカに恋人が設定されるようですが、夏海(なつみ)という名前なので、彼女をイメージしたんでしょうね。
って、この夏海、菜々緒が演じるんだってね。なんか、彼女が演じるってだけで、「わけあり」というか裏がありそうな気もしちゃってますが・・・杞憂であってほしいですね。タカにもそろそろ幸せになる権利があるはずでしょ(ユージ? ユージは瞳ちゃんで。いや、『売れ残り同士』だけど幸せになれそうなふたり、って感じがしません?/笑)。
7曲目の「NIGHT LOUNGE1」。これはラブシーン(って言っても、あぶ刑事に濡れ場はありませんが。意外かもしれんけど)に似合いそうな艶っぽさと、それでいてどこか心落ち着く旋律だったりもする、ピアノアレンジが魅力的な曲ですかね。
あるいは、タカと夏海が、「横浜の夜景が見えるおしゃれな店で、料理や酒を楽しみながら、こじゃれた会話を」なんてシーンにでも使われるんでしょうか。
で、かなり飛んで、22曲目の「SO LONG TAKA&YUJI」。なんか、トランペットが切ないっすよね。「タカとユージのふたり、どんなエンディングを迎えるんだろ?」と思わずにはいられない雰囲気を表現してます。

そして、数少ないヴォーカル曲。「RUNNING SHOT」「冷たい太陽 Final Version」
これ、舘さん(冷たい太陽)は歌い直してるだろうけど、恭兵さん(RUNNING SHOT)も歌い直してんのかな? 「行くぜ!」といったMCは撮り直してるっぽいけど、恭兵さんの歌は、オリジナルをそのまま使い回し?
ともかく、まずは「RUNNING SHOT」についてですが、





これはギターアレンジがカッコよくなってます(笑)。



もちろん、思い出補正で、原曲のほうが好きだけど、これはこれであり。全体的にテンポも速くなってるし。
ただ、




トオルの「大下先輩、大下先輩、大下先輩!」



って台詞はいらなかったと思う(笑)。いや、曲の最後に入るんですが、どうせ仲村トオルも起用するなら、





「新宿純愛物語2016」



とか歌ってくれりゃよかったのに。あくまでネタとして、後々まで語り継がれるだろ(柴田恭兵「初めてトオルくんの歌を聴いたとき・・・ボクは、椅子から転げ落ちそうになりました」/笑)。
で、冷たい太陽のほうですが・・・これはあらゆる面で原曲のほうがいい。「思い出補正を差し引いても」だと思う。
なんつーか、ボサノヴァ調になってる、っつーか・・・いや、ボサノヴァという音楽のジャンルは嫌いじゃないのよ。ただ、冷たい太陽には合ってない気がしてね。
ってか、ボサノヴァ調は曲を選ぶだろ。

そんなわけで、「さらばあぶない刑事」のサントラ盤についてでした。
いや、ここで挙げた以外にも、いい曲たくさんあると思いますが・・・やっぱ映画のBGMは映像ありきだわ。



ってわけで、公開が待ち遠しいですね(特典付き前売り券は入手済み/笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする