もう生で見ることはないかもしれませんが、これからもこの後ろ姿に憧れ続けるんでしょうね。
まあ、氷室京介を追いかけたドキュメンタリーですかね。3.11のチャリティに関する動きを始める辺りから、ライブ活動休止宣言のあったツアーの最終日の横浜スタジアムなどを経て、ラスギグ最終日までを追いかけたものですかね。
「IF YOU WANT」の製作過程についてはね、TVで見た気もしますが(この曲、一発撮りなんだよね)、ヒムロックの誠実な人柄を垣間見ることができますよね。
でさ、「GIG at TOKYO DOME」や「25th TOUR Anniversary」 、あるいはラスギグの、ライブシーンが流れると、
映画館で観てるにもかかわらず、歌い出しそうになっちゃうんだよね(笑)。
おもわず「♪DREAMIN’!」なんて(笑)。
このドキュメンタリー観て、「GIG at TOKYO DOME」や「25th TOUR Anniversary」(横浜スタジアム2DAYS)のBDを見直したくなってるもん。
ちなみに、「GIG at TOKYO DOME」のほうはこちら(KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME “We Are Down But Never Give Up!!” ――氷室京介・東京ドームライブ――)で書いてますんで、よろしかったら。「25th~」以降のほうは、このブログの「氷室京介」カテゴリからどうぞ。
それにしても・・・氷室さんとしては、「絃も張り過ぎていてはいい音が出ない。ある程度は緩めないとね」「でも、緩みっぱなしでは当然ダメなわけで、ある程度緩めたところで最大限のパフォーマンスを見せないとね」みたいなこといってたんですが・・・
氷室の場合は、全然緩めてない気もするんだが・・・(笑)
いや、本人としてはそれでも緩めてるんだろうけど、ほかのミュージシャン、クリエイターから見れば、充分に自分を追い込みすぎてるって(笑)。
まあ、それも込みでね、ヒムロックの言葉の節々から、彼の誠意みたいなものを感じましたよね。もちろん、それを言葉で終わらせず、行動にも移すからね。
この人はね、
「ホントに元ヤンなの?」って思わずにはいられないほど、誠実でストイックな人ですよね(笑)。
オレの知ってる元ヤンなんて、みんないい加減だぞ(笑)。「口だけ」な奴も少なくないし。
ともかく、「ここまでは無理だわぁ・・・」なんて思っちゃうほど、
デフォルトで絃を張りつめている人。
もう、それが当たり前な人ね。本人としては自覚ないんでしょうが。
オレは絶対、真似できないけど、ホントに頭が下がります。
そういえば、氷室のお袋さんが、
「永ちゃんだってやってるんだから、あんたも60過ぎてもできるでしょ」
なんてことを氷室にいったらしく、それを氷室が笑いながら「矢沢さんやオレらが裏でやってる努力を知らないから、いえることだよね」なんてコメントしてましたね。
たしかに、ミック・ジャガーにしろ永ちゃんにしろ、「氷室ほど激しい曲ではない」「(永ちゃんは)氷室ほどステージ上で動かない」って部分があるにしても、持って生まれたタフネスぶりに加え、並大抵ではない努力をしてるはずですからね。「誰でもできる」ってもんではないですよね。
じつは紙チケとムビチケの両方が欲しかったので、双方の前売りを買っててね。
紙チケ
ムビチケ
で、最初は紙チケの会場に観に行ったんですが、そんとき、ライブ会場でもないのに氷室Tシャツ着てる奴らも結構いてね。「オレも着て来ればよかった・・・」なんて(笑)。
ですんで、二度目は氷室Tシャツ着て観に行きました。ただし、当日は肌寒かったんで、上にシャツを羽織らざるを得なかった・・・(笑)。
そういや、ライブ直前の舞台袖で、カメラが回っているのに気付いた氷室が、「これ映ってるの?」なんていいながら、笑顔でカメラの直前まで顔を近づけてるシーンがあってね(笑)。
お茶目だよなぁ。ライブ直前でもピリピリしたとこが全くなくて。まあ、もう何十年もやってることだから、っつーのもあるんでしょうが(アマチュア時代やデビュー当時はピリピリしてたり/笑)、こんときは肋骨折れてるんですよ(笑)。
そういえば、所々で(とくに、氷室が転倒して骨折した直後辺りで)声が聞こえたのがタマさん(奥様)かな? 映像には映ってないと思うけど。