かっきーの独り言

自転車通勤で実業団レースに挑むガンダム大好きイクメン、かっきーのブログです。遊んで行って下さい。

初恋のきた道

2006年11月16日 | 映画
レンタルDVDで「初恋のきた道」を見ました。

CAST  チャオ・ディ: チャン・ツィイー
STAFF 監督: チャン・イーモウ
撮影: ホウ・ヨン
美術: ツァオ・ジュウピン
サウンド: ウー・ラーラー
編集: チャイ・ルー
音楽: サン・パオ
脚本: パオ・シー

お料理で初恋を伝える少女とその想いに教壇の声で応える青年教師とが織り成す不思議に懐かしく、あまりにも清冽な感動を運ぶラブ・ストーリー。



いいです。映像の勝利です。
ストーリーは、何の起伏もない直球のラブストーリー。ひねりも、ライバルも、どんでん返しもありません。

中国の大自然の雄大な映像美と、チャン・ツィーの目力がぐいぐい来る!!

劇場で見たかったなあ、と思う作品です。

料理の映像が多い(お話の中で占める要素が大きい)のと、厳しくも柔らかい自然の映像が相まって、「大草原の小さな家」を思い出します。
餃子食べたい!
そしてチャン・ツィーかわいい!!

以上尾張。





おきなわレポート、もう少し元気になってからってことで・・・



スーパーマン リターンズ

2006年09月05日 | 映画
スーパーマン リターンズを見てきました。

前作からお話が続いているので、1のDVDを見ていくとより楽しめるでしょう。

K子さんにとってスーパーマンは「初恋の人」だそうで、あの冴えないクラークケントが実は無敵のスーパーマン、ってのがいいそうです。メガネ男性好きもここからだそうで・・・俺もロードに乗ればスーパーマン?なわけない^^
ヒロインロイスの「仕事できる女」ぷりも好きだそうで、あんな風になりたかったと熱弁を振るわれました。

クリストファー・リーブは亡くなってしまいましたが、あとを引き継いだブランドン・ラウスもいいです。
常に紳士的で笑みを絶やさないスーパーマンの活躍は気持ちいいですね。
安心して見られる娯楽映画です。DVDより劇場で。

ただオタクとしては斜めから見ちゃうわけで、アメリカって国は世界のスーパーマンを気取ってるんだろうなあ、なんて思ったりします。

いくつかの謎を残しつつ、続編を匂わせるラストでした。




ゲド戦記

2006年08月04日 | 映画
スタジオジブリの最新作、ゲド戦記を見てきました。
宮崎駿監督の長男で、三鷹の森ジブリ美術館の前館長、吾朗氏の初監督作品です。

子供のころ原作が好きで何度も読み返していました。もうあんまり内容覚えていませんが、今回実家に帰ったらまだあったので最初だけ読んでみました。
面白いです。読み返さねば。

私が子供の頃には原作は3巻まででしたが、1990年と2001年に4巻、5巻が刊行されています。

原作者のル=グインは元々SF作家で、SF界の2大文学賞とも言えるヒューゴー賞とネビュラ賞を取っています。
その為か、ファンタジーであるゲド戦記も非常に論理的というか、理知的な部分が多いです。
この世界での魔法は言ってしまえば科学なのです。
魔法には雨雲を避ける力はあるが、避けられた雲はどこか別の場所で雨を降らせる。石を持ち上げ、動かすことはできても、地球からその石を消すことは出来ない。というのが基本的な考え方。
クーラーを使えば外が暑くなる、といった話と通じますよね。

で、映画です。
いかに御大の息子とはいえ、デビュー作でたくさんの制作費は使えなかったのか、画面の書き込みがアマアマです。
まあそれはしょうがないとして、一番の問題は長大な原作の要素を一緒くたにして、2時間強の映画にしてしまったこと。
1巻「影との戦い」だけを忠実に映像化して、シリーズ化すればよかったのにと悔やまれます。無理ありすぎで、説明不足です。

光るところもたくさんありましたが、、、歌とか。。。

見にいく方は「宮崎駿」を期待して行っちゃダメですよ。

さ、原作読み返すかな・・・