このところHGUCシリーズ(1/144)を作り続けてましたが、満を持して?MGシリーズ(1/100)に着手です。
最初のMGガンダム(1995年発売)を作って以来なので、実に18年ぶりか。
まずはこいつから。
MGグフカスタム。
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YouTube: Gouf Custom - Unkown Soldier
もうね、かっこよすぎて言葉がない機体です。
ベテランのおっさんが乗る泥臭い感じが実にいい!!
2001年発売と、こちらもかなり古いキットです。
現行のキットに比べると未成熟な部分もたくさんありますが、年月が経っているのでネット上に対策がいくつも挙がっているという利点もあります。
クリアパーツ、ポリキャップを含めランナー15枚のボリューム。
1/20ノリス大佐が付属します。
マーキングはシールとデカールが付属します。
キットのままでも重厚なプロポーションが再現されているのは嬉しいところ。
まずは説明書を通読し、合わせ目消しの必要な部分から先に組み立てます。
肩アーマーと武器類。
接着剤をパーツ両面にたっぷり塗ってくっつけ、丸2日乾かしてからヤスリがけ。
600番→1500番→2000番。
外から見えない裏面は放置だったりしますw
その後部分塗装。
例によってバーニアはメタルレッドで。
足裏のパーツは2段構成になっているので、バーニア周辺にカラーがはみ出しても大丈夫。
さて今回のテーマは、渋く使い込んだ感じを出すこと。
機体の構成上一番目を引くガトリングシールドを含め、武器類の塗装にはこだわりました。
焼鉄色がいいというアドバイスを頂きましたが、私が選んだのはこれ。
モデルガンの塗装に使われるという、インディ・パーカーシール。
えっと、キット本体より高いんですけど・・・w
スプレーして乾かした後、布で擦ることで金属のような光沢が出るとのこと。
この真っ黒なのを擦って・・・
こうなりました!!
ここで問題発生。
部品が折れたorz
幸い銃身で隠れる部分だったので、接着で事なきを得ました。
さて、本体。
関節部分にビス止めが使われていますので、小さめのドライバーが必要です。
ビス止めではありますが、肩、肘関節の保持力が甘いとの事。
というか、ガトリングシールドが重すぎて保持しきれないw
というわけで、関節の強化を行います。
具体的には、関節部分のメス穴パーツを削って寸法を若干短くします。
これでひと回しふた回しきつく締め込むことが出来るようになり、関節を固く出来ます。
なのですが、このビスが曲者。
メス穴がただのプラパーツでネジ穴が切ってないところに、ビスは先端が尖ってなく平ら。
なかなか根元までねじ込めません。
ビス自体の素材が柔らかいところに持ってきて、小さいドライバーを使わなくてはいけないので上手く力が入らず、そのうちネジ山が潰れてしまうというorz
膝関節はビス止めした可動部分に外装をはめるのですが、ねじ込みきれなかったビスが邪魔してはめられず。
ヤスリでネジ山を削り、幅を詰める事態に。
クリアパーツはモノアイ、照準、コックピット。
このうちモノアイと照準は裏から白のカラーを重ね塗りして発色を良くします。
今回はエッジに陰影?を付けて立体感を出したり、汚しを表現したりという塗装にも挑戦です。
リアルタッチマーカー、ぼかしペン、消しペン、綿棒を使用します。
トップコートつや消しをスプレーした後、エッジにリアルタッチマーカーをちょんちょんと付けて、すぐ綿棒で伸ばします。
濃すぎたらぼかしペンや消しペンで調整。
リアルタッチマーカーとぼかしペンは水性ペンなので、子供たちが近くにいても安全に使えるのが嬉しいところ。
動力パイプはビーズのようになっています。
小さい上ころころ動くので、一つ一つゲート処理は出来ませんでした。
金型が古いからか?パーツの生成跡と思われる筋があちこちに散見されましたので、ヤスリがけ。
ゲート処理(切り取り跡を慣らす)もそうですが、基本的に外から見えるところだけやってます。
なので、内部フレームとか放置wどうせ見ないし撮影しないし。
コックピットハッチ、左腰アーマーをヤスリがけしていたらパキパキ折れてしまいました。
ハッチは細かい部分なので私の注意不足ですが、腰はなんだったんだ・・・
接着して、一応ヤスリがけ。
ところが、コックピットハッチの開閉部分の蝶番が破損orz
ハッチを接着してハメ殺しに。
腰フロントアーマーの接続部分も破損し接着。
スナップフィットゆえの脆さというか、張力で接合する仕様なのでしょうがない部分もあるのかも。
付属のデカールは擦って転写するタイプでしたが、自分の技術では上手くいかずシールを使用しました。
そんなこんなで、ひと月弱で完成。
続く。