鈴鹿エンデューロ春Spに出てきました。諸事情で今回は土曜の1時間ソロのみ。
優勝を意識して行ってきましたが、はてさて。
K子さんが体調イマイチでしたが、朝一緒に起きてくれて子供たちを連れていけました。
表彰台のてっぺんで子供たちを抱っこ、絶対決めねば。
開門直前にサーキットに到着。ソロ用テントピットにシートと椅子を出して、妻子の待機場所を確保。
後から聞くと普段のピットより過ごしやすかったそうです。
ごちゃつかないし自転車もテント内にないので、子供たちが何かやらかす心配が少なかったとか。
普段のピット内だと子供たちがよそ様の自転車壊さないかとハラハラしますから。
試走2周して、準備したらすぐ出番です。
スタートライン先頭ど真ん中に陣取って待機。
先導のプロ選手はマトリックスが1名のみ。
200人程度でよーいどん。
スタート直後はローリング。シケインを越えてリアルスタートになってからも、そこまでペースは上がらず。
自分は前から10番手を指標に、上がったり下がったり。
ダイモンレーシングのヨウスケ君がやる気満々で、逃げを打ったりするが集団は泳がせている感じ。
自分は様子を見ながら溜めながら。
ヨウスケ君は一度吸収されたものの、集団は牽制気味で全くペースが上がらず。
自分も楽ちんですが、後ろがちっとも減らない。
自力でペースを作るほどの足は無いので、プロの引きが強烈になるふるい落としに備えて待機。
じれたヨウスケ君が再度アタックするけど集団は無反応。
また吸収。
最後に彼が元気だと自分もやっかいなので、様子見てるか~と思っていると・・・
30分程の時点でなんとヨウスケ君のチェーンが外れてしまう。追い抜きざまに「帰ってこいよ!!」と言ったものの、結局集団復帰は無理だったみたい。
その後も淡々と。時には先頭に出たりしながらも、引きすぎず一定ペースで。
4周目を終えるあたりで残り時間を見て、あと3周かな~と思っていたら、アクトアーミーさんとユーロワークスさんが一人ずつでアタック。
自分は前から5番手以内に居て、すぐ身体が反応して加速。追いつける、後ろについていける距離。
行くか?追うのか?残り3周、この逃げは・・・
ここが勝負の分かれ目。
身体の反応、自分の直感を信じるべきでした。
まだ早いかと自重。集団内から「逃がしとけ」との声があったのもあり、そのまま待機。
その後も集団は牽制気味でペース上がらず。
逃げた2人との距離が決定的に縮まらないまま最終周回。
さすがにやばいと、ホームストレートから数人でアタック。裏ストレートでローテーションしますが、前に追いつけず。
ここで中途半端に足を使ってしまう。
ローテーションにマトリックスとアクトアーミーの選手が混ざっています。この2名が本気で前に追いつこうとするはずは無いのでペースを上げたいのですが、自力で集団を牽引するほどの力はなく。小刻みにローテーションしてもイマイチ。
ダンロップからの登り返しで前方に位置取り。下りコーナーを抜けて、最終コーナーを立ち上がる。
前の2人がどこにいるのかは不明。
自分の直前にはマトリクスの選手ともう一人。その人はもう息が限界の様子。
ストレートに入り、後ろから何人かが上がってくる。
足色の良さそうな人の後ろにスイッチして距離を稼ぎますが、イマイチ伸びず。
焦れて、残り400m付近からスプリントに入りますが、ちょっと距離が長い。
競り切れず9位でフニッシュ。
何しに来たんだorz
まず逃げをスルーしたこと。身体が動いたんだから、あの時点で行くべきでした。
失敗を恐れて守りに入って、このザマです。
あのペースなら疲労も少なかったし、思い切って行けたはず。
身体能力以前に、自分の気持ちが腹立たしい。
練習でもっと追い込み、自分の能力を知り、自分を信じなければ。
その後の走り方も、逃げを積極的に追う力もなく、かといってスプリントに備えて足を溜めることに徹するでもなく。
逃げ切られちゃうけどどうしよう、ってオロオロして中途半端に動いた揚句、何も成せずに集団に沈没。
レースを自分で作る力を付けなきゃダメだと痛感しました。
改めて振り返れば、ソロもチームもひっくるめて過去に自分が勝ったレースって「気が付けば集団が減っていた」というサバイバルレースのみ。
それも気候とか誰かが強烈に引いたとかであって、自分で作った展開じゃない。
これじゃあダメだ。
レース後K子さんから説教部屋。
「余裕ある良い感じで走ってたから安心して見てたのに。
子供たちが愚図るから走ってる写真撮れなかったけど、表彰式で撮れるから良いかって思ってたのに!!」
申し訳ございません。
人と練習する機会も設けなきゃ。このままでは終わらんぞ!!
パワーキャルによるデータ。
楽なはずです。
体感でもきつかったのは最終周回のホームストレートからシケインまでと、最終スプリントのみ。
こんな消極的な戦い方、二度とするものか!!
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帰りに、通るたんびに気になっていた「まぐろレストラン」大遠会館へ。
古びた怪しい外観でしたが、観光客はじめトラッカーや港湾関係者?地元の人などで賑わっていました。
この値段でこのボリュームなら納得。また来よう。