土曜日に引き続き、日曜日も木曽三川公園へ。
冬の長良川クリテに参加してきました。
パンクしたレースピXLRの後輪、決戦用チューブラータイヤの予備は手持ちがなく、ここでは使用不可。
アンブロッシオ・クロノF20にヴェロフレックス・カーボンで挑みました。
前日のエンデューロの結果を受けてhiroさんから、「9人のレースで勝って慢心するより、パンクリタイヤで良かった。明日勝て!」と力強いお言葉。
より強い相手に挑み続けることこそが大切なのですね。
時々自分に負けそうになるけどw
思い起こせば先回春の長良川。今度こそ優勝をとスポーツⅡにエントリーした時点で「結果如何に関わらず、次からはクラスを上げる」と宣言。
周囲からはメンバー的に勝てるのではと期待されて挑んだレースでしたが、結果は落車DNF。しかも決戦ホイールにダメージを負い痛い出費も。
正直泣きの再チャレンジも考えましたが、宣言通りスポーツ1でエントリーしました。
メンバーはいつもの平田C2の面々と、遠方からの刺客が。
レース前はチームメイトのTTを応援したり、Kogmaさん達やお馴染みさんと歓談したり。
夜マルコADONパンターニの納会に家族で出席予定だったので、妻子は同行せず。
出ずっぱりじゃあ子供達が持たない。
S95、全然使いこなせてねえ・・・
で、自分の番。
ほぼ最前列からのスタート。
TTで優勝した大阪工業大学さん、平田C2のエーススプリンターナダさんあたりが要警戒か。
ロードマン先生、青Gさん、らい君も一緒。
1周目の後半でローリングを終えてリアルスタート。
コースは河川敷の1周約3km。緩やかなカーブはあるもののほぼ直線の土手側と川側をコーナーで繋いだ楕円状のコース。
アップダウンはまったく無し。
例年通り強風が吹き荒び、土手側は向かい風。いくら漕いでも進まない。
反対に川側はガンガン速度が上がる追い風区間。
レースは6周回。
昨日の鬱憤晴らし?積極的に前へ。
初めはマトリックスの選手達が大勢で前を回して速度を上げる。その後ろにぴったり追走。
そのうち先頭交替開始。
私と、大阪工業大学の2人、シマウマさん、その他数人で回し始める。
序盤で2名くらい?マトリックスの選手と逃げる。が、これは吸収されると踏んで無理に追わず。
自分の周囲にもしっかり選手が残っていたし。
中盤、逃げとの差が詰まらない状況の中で、ナダさんがすすっと上がっていく。「ちょっとペース上げますね」ってカッコええ~!!
何人かでローテしながら。青Gさんを見たのはこの辺だったかな?
とにかく前で。
最低でも前から10番手以内をキープしながらゴール前まで。その後スプリントに持ち込めれば、身体が何とかしてくれる。
いつもはコーナーで集団が詰まって怖い思いをする長良川ですが、今回はずっと前から5番手以内位でのコーナリング。
縦長1本の隊列でのコーナリングなら、怖いものは何もない。
先頭を引く機会も多かったので少しは目立ったかな?
救護テント付近で聞き覚えのある黄色い声援が!!
これはYUさんでわ!!!
5周目の土手側辺りから、ちょっときつくなり始める。
インターバルは平田に比べれば緩やかだが、じわりと確かに負荷が。
先行する逃げ集団が見えたので、ローテーションで先頭になったときに加速して一気に追いつこうと画策。
後ろから「まだ早い!!」と誰かが止めたので慌てて力を抜く。ふむ。
ローテーションしながら、逃げをじわりと吸収。
一塊で最終周回のジャン。
ここまで後ろの状況は殆ど振り返らず。やれるだけ前でやるだけ。これが一番安全、一番楽なはず!!
コーナーを立ち上がって、ローテーションをこなして、先頭交替したところで、ガクッと脱力。
限界か・・・
左右から後続にするすると抜かれていく。
前から20番手辺りまで下がったところで、何とか息を整えて踏みとどまる。
前は塊で完全に壁。身動き取れず。
先頭と完全に一体の集団。
もう少し踏みとどまっていれば、この流れなら・・・後ろから前に出られない状況なら、前に位置している方が断然有利。
どこかで力を温存するなり、もう少し走り方を考えなければ・・・
もはや勝ちは難しいが、入賞、せめてNEX杯出場権は取りたい。
余談ですが、家を出るときK子さんからは「NEX杯出なくていいから早く帰ってきてねはーと」と呪いの言葉がwww
最終コーナーを立ち上がって集団が加速。
自分もコース右側でスプリントに備え位置取りを開始・・・
と思っていたら・・・
緩いシケイン状になっている部分でラインが交錯した人がいたのか、コース左側で落車発生!!
右側にかわして前へ!!と思っていたら・・・
転んだ人や自転車に接触して、さらに何人もドミノ倒し的集団落車に発展!!自転車が宙を舞い、人が転がってくる!!
自分の進路にも人が!!
最小限の動きでかわして、という判断が一瞬浮かびましたが即座に却下。
コース横の芝生へ一旦退避。落車の影響をやり過ごし、コースの状況を見ながら復帰。
見ると集団は遥か前方。
周囲の人たちと「こりゃもう無理だねえ・・・」と言いつつ、そのままの順位でゴール。
積極的に勝ちに行った結果。
とりあえず無事帰れて良かった。
長良川で自分が結果を出すには、この走り方が一番かな。
やり方さえ分かれば、後は練習あるのみ。
練習、したいなあ~。