かっきーの独り言

自転車通勤で実業団レースに挑むガンダム大好きイクメン、かっきーのブログです。遊んで行って下さい。

食べ物は大事に・・・

2006年07月21日 | 日本酒
先日の「なごや純米燗」。バイキング形式でしたが、さすがにホテルの気合の入った料理はおいしく、司会者が「食べ物がなくなることはありません」と豪語していたにもかかわらず、会の途中にすべての料理が食べ尽くされていました。
酒飲みの食欲を侮るなかれ。

翻って先日の友人の結婚2次会のこと。作り手の姿勢も確かに誠実とは言いがたかったが、それでもあの残食の多さには心が痛みました。我々幹事サイドの読み間違い、量が多すぎたということも確かにあるでしょうが・・・

サイクリング部OBも多数出席していましたが、振り返って思うに、作ったもの、出されたものは残さず食べるのが我々の姿勢、美徳ではなかったか?旅から旅のキャンプ(野宿)生活では、作った料理は残しても保存、輸送がままならず、食べるしかなかった。それでも皆食べ物を粗末にすることなく、残さず食べきっていたじゃないか。
今更「先輩に言われたら黙って喰え」とは言いませんが・・・

全く手付かずの皿もあった。店側の意向で持ち帰りは出来なかったが、せめてその場で食べられるだけ食べて帰ることが食べ物に対する誠意、もったいないを知る心だったのではないかと思えてなりません。

食べ残しを減らすことは環境負荷を減らすことにも繋がるしね。


第一回 なごや純米燗

2006年07月17日 | 日本酒
名古屋観光ホテルで行われた日本酒のイベント「なごや純米燗」に行ってきました。

「酒は純米、燗ならなおよし」というわけで、おいしくて身体にもいい純米酒のお燗を普及しようと、「夏子の酒」で知られる漫画家の尾瀬あきら氏が発起人となって立ち上げたイベントです。

Img_3026


20を越える蔵元が参加。
どれもおいしいのですが・・・

一緒に行ったO川君ともども、昨日の結婚式(一部にはあれは酒の会だとの声も)のダメージが抜け切らず、苦戦を強いられます。しかも今回は利き酒会ではなくパーティーなので、吐くところがない!注がれた酒は飲み干すしかない!!

気になった蔵をいくつか・・・

瑞浪の「小左衛門」は以前蔵に見学に行ったことがありまして、これは伸びるな、と思っていましたがいや~伸びました。
旨いですね。
埼玉の「神亀」もお邪魔したところ。こここそ正に純米燗のテーマにぴったりの蔵です。専務も相変わらずお元気で・・・
Img_3030



ってとなりのあなたは!酒の会でよく顔をあわせるMさんでは!!今日は中の人なんですか!!!
Img_3028


今回初めて飲んだ中では富山の「成政」、兵庫の「竹泉」、そして静岡の「喜久酔(ホントは字違います・・・)」
特に喜久酔のご夫婦がとても仲良さそうで印象的でした。

尾瀬あきら先生にサインも貰えてハッピーな1日でした。
Img_3031


Img_3033




しかし・・・お燗だけにしときゃいいのに、冷ももらって比較して回ってたもんだから・・・死亡です・・・


文佳人「土佐宇宙酒」

2006年04月19日 | 日本酒
高知の酒造メーカー18社が共同で「宇宙酒」なるものを造ったそうな。詳細は以下の通り。

2005年10月1日の「日本酒の日」、ロシアのソユーズロケットが宇宙に向かって打ち上げられました。実はそのロケットの中には、高知県産の日本酒酵母が搭載されていたのです。宇宙ステーションに約8日間滞在した酵母は、10月11日無事地球へ帰還。そして高知県内18社の蔵元にてこの宇宙酵母を使用し、厳しい認定基準をクリアした純米吟醸酒が仕込まれ、2006年4月1日、世界初の「土佐宇宙酒」が全世界同時発売解禁となるのです!

で、文佳人の「アリサワ」さんのところの宇宙酒を入手。
ここはたなこ嬢のお友達が嫁いでいるということです。ひょっとして結婚式でお会いできるのかな?

お米は高知の酒造好適米、吟の夢を50%精米。初めて触れる米なので比較が難しいが、山田錦の血が入っている米らしい。
飲んでみると、濃厚でふくよかさはあるがそれを上回る酸味と苦味がすっきり感を出している。やや硬さを感じるのは山田錦と共通する部分か?少し置いて開かせた方がいいのか?などと思っているうちに飲み干してしまった。後が切れるせいだろう。恐るべし・・・
来年もやるなら、同条件で地球酵母で造ったお酒と飲み比べてみたいものです。

ラベル画は高知出身のイラストレーター、造形家デハラユキノリ氏によるもの。あ、この人俺と同い年だ・・・

Img_2128


うむ。農村って感じの人々と猫、ロケット、それっぽいね。
Img_2129


ロボット?宇宙服??

Img_2130


・・・なんだお前達は!!



なに喰ってんだ!!




なに垂らしてるんだ~~~~!!!!!


日間賀島壮行会

2006年04月14日 | 日本酒
名古屋の「旬菜 庵」さんで、日間賀島サイクルパラダイスの壮行会を行いました。
この日の参加者は10名。楽しく飲み食いしました。

普段なかなか会えないメンバーもいるので、こういう機会に会って一緒に飲むことは凄く幸せだなあと感じます。
当日まであと1ヶ月。練習する人しない人、サイクリング気分の人、運動会気分の人、競技会気分の人色々ですが、万全の状態で当日を迎え、事故なく楽しく走ってこれたらいいなあと思ってます。


能古見 純米吟醸 あらばしり

2006年02月20日 | 日本酒
佐賀県鹿島市の馬場酒造場のお酒「能古見 純米吟醸 あらばしり」をいただきました。Img1017671935

山田錦50%精米。あらばしりとは、酒を搾って最初に出てくる白濁した部分を瓶詰めしたもの。本来は荒々しさとフレッシュ感を味わう為早めに飲むものですが、これはお店の冷蔵庫で一年間寝かされたもの。
熟成した方が味わいが出る山田錦。さてこいつは・・・

素の荒さ、濃厚さはありつつ、すっきり落ち着いた味わい。「あらばしり」の特徴は残しつつまとまりが出ています。香りもよく、切れも良い。非常にバランスのとれた一本に仕上がっていました。
あらばしりは冷やで飲むのが定石ですが、このバランスならとお燗にも挑戦。
ふくらみが出て、おいしくいただけましたが、トータルバランスではやっぱり冷やの方が上かな?






天界 純米吟醸 備前雄町 生酒

2006年02月13日 | 日本酒
天界」の純米吟醸備前雄町生酒を飲みました。天界は私の母の実家である島根県の酒蔵です。
このお酒、ラベルには17.1とあります。酒屋さんで1年以上寝ていたわけで、開けたてでもしっかりした味わい。雄町のフルーティーさはありながらも華やか過ぎない良い感じでした。
冷も良かったのですが、お燗にするとさらにおいしくなりました。生酒はお燗には不向きと言われますが、これはかなりおいしかった。落ち着きが出て、酸が抑えられた感じでした。
これで3000円以下なのはなかなかお買い得かも。

Img1036854736

天界さんは以前酒の会で名古屋まで来てくださり、その後O川君と共に蔵見学もさせていただきました。
まだ幼稚園児くらいだった娘さんがかなり遊んでくれたのを思い出します。
こちらのホームページ、日記などなかなか面白くてお勧めです。


ききや

2006年02月10日 | 日本酒
私が変則勤務なので、金曜の夜に夫婦で出かけられるなんて事はあまり無い我が家。
今日は久々に時間が合ったので、K子さんと「ききや」へ。
全国の地酒と焼酎と旬の食べ物がいただけるお店です。
いつも混んでて予約していかないと入れない事も。
あまりに混んでるので人に教えたくなくて、最初はHPリンクもしていなかったのですが、ちらほら雑誌に出たりして私の口コミを封じたぐらいではどうにもならんことと、私のホームページ自体に大した宣伝効果は無い(見てるのほぼ身内)という事実を鑑み、最近はちょくちょくここにも登場します(リンクも張ってます)

お料理はおまかせで。ブリ大根、刺し盛り(マグロ赤身、金目鯛、蛸霜降り、〆鯖他)、自家製がんもどき、などなど(記憶が・・・)
お酒は正雪純吟雄町、吟望晴天特別純米、土佐しらぎく特吟五百万石

正雪は雄町らしいしっかり感はありつつ飲みやすい。晴天の命名、ラベル字は作家の陳瞬臣氏だそうです。後は酔ってて覚えてない・・・名前だけはかろうじてメモってました(笑)

久々のカウンター。大将の雅君の手際を見ながら夫婦でいただくお酒はおいしかったです。

今回雅君から仕入れた情報(ワイン&ラーメン)も近々試してレビューしよっと。
Img_1574



篠峰 大吟醸山田錦

2006年01月24日 | 日本酒
去年お気に入りで飲みまくっていた千代酒造の「篠峰 大吟醸山田錦」
Yamada50
今年はラベルを一新して登場。以前安兵衛さんで行われた酒の会に蔵元が来てくれて(主催は安兵衛だったか知多繁だったか???記憶なし)、そのとき利き酒の商品でもらったのがこれだったのです。
大吟醸なのに3000円ちょっとで買えるリーズナブルさはさすが。ちなみに篠峰とは蔵元の近くにそびえる葛城山のことだそうです。
で、今年一発目は一升瓶で購入。4合瓶に移し変えて一週間ほどかけて飲みました。
去年は4合瓶を開けてすぐ飲み干したりしてましたが・・・いや~、若かったですな。やはり山田錦は若いうちは硬い。時間をかけるほどに開いて柔らかくまろやかになります。

値段以上の価値がある(最近そんなんばっか?)お勧めの一本。ちなみに公式HPでは情報が古く、名古屋での扱いは秋○のみになってますが、知多繁さんでも買えますよ~。



ふくじゅ草

2006年01月17日 | 日本酒
大晦日の宴会の日にO川君が持ってきてくれた「ふくじゅ草」純米大吟醸(亀岡酒造)。もともとふくじゅ草は3~5年寝かせたものを出荷するのだそうだが、これはBY16とのこと。
古酒が苦手な私とK子さん。値段も知らずに開けてみてびっくり。古酒の香がちゃんとしているのに、なんとまだ発泡している!!こんな体験は初めてでした。ノーマルの3~5年古酒でも発泡は残るのでしょうか?

開封したのが14日。で残りを4合瓶に入れて置いておくと、発泡は気持ち弱まったもののまだ舌の上でしっかりぱちぱち弾ける。香は落ち着き丸くなり、古酒臭さよりも「酒らしさ」が出てきてさらに旨くなっている。

この状態はかなり旨いぞ!!
いったいどういうルートで流れてきたんだろう・・・




伯楽星一升瓶

2005年12月31日 | 日本酒
大晦日恒例かっきーハウスの大宴会。
例年男ばかりで集まって(妻子もちは一足先に実家に返して。彼女は振り切って)呑んだくれて格闘TV→アニメDVD(大抵ガンダムかマクロス)→ファミコン(!)大会→AV鑑賞会の頃には年も明けてみんな討ち死に。
ところが今年は雪の影響を考慮して実家から早めに帰ってきたK子さんが!ええい、邪魔をするな!!などと言えるはずもなく・・・

とりあえず早めに到着したなべさんと3人で、5時半ごろから飲み始めました。
お酒は以前にも紹介した伯楽星純米大吟醸。いつもは4合瓶ですが、今回初めて一升瓶で。
冷でよし、燗でよし、柔らかな丸い感じのお酒です。年末を締めるにはぴったりの酒・・・あれ?
いざ呑み始めると、いつもと何かが違う。
柔らかな味と香りを感じない。とてもいつもと同じ酒とは思えない・・・
いつもとの違いはボトルのサイズ。熟成の速度が違うということか?
そこから我々の長い戦いが始まりました。

片口にデキャンタージュ、スワリングした上で綺麗な箸でかき混ぜる。

片口を2つ用意して、デキャンタージュを繰り返す。

お猪口はあきらめて、ワイングラス(ブルゴーニュグラスをチョイス)で徹底的にスワリング。

1/3程減ったボトルを一生懸命シェイク!

とにかく空気に触れさせる努力を繰り返すことしばし。やっと本来の味と香りが少しずつ開いてきました。
私たちは伯楽星を何度も飲んでいるのでこの状態に気づきましたが、初めてで一升瓶を呑んだ人の中には「5000円の純米大吟醸でこんなものか。大した蔵じゃないな」と思ってしまう方もいそうで怖い。よく出来たお酒だけに、硬さや苦味を感じないので余計にその危険が高い。

以前杜氏さんがここを読んで書き込みしてくださったが、また見て下さるなら、一消費者の声として、出荷時期の調整など再考されたい。大好きなお酒だけにもったいないです。
しばらく無反応ならメールしてみようかな?!

呑んだお酒
ビール、発泡酒 キリンブラウマイスター ブランシェドゥシャンブリイ(カナダ) レモンビール(アメリカ)
日本酒 伯楽星純米大吟醸 大鳴門橋純米 七笑純米吟醸 平和錦本醸造古酒BY1995 文佳人大吟醸原酒
ワイン  ラ ヤヌーラ グラン・レゼルバ1986  アルガブラン イセハラ2005  
ワインはあと2本空いてるのですが、ボトルが行方不明で銘柄が確認できず・・・

もちろん(!)後半の記憶はあいまいですが、目撃証言によるとちゃんと器ごとの味わいの違いを比べて「あえてボルドーグラスの方がいい」などと一応酒飲みらしきコメントを吐いていたそうです・・・