G4に乗り始めてしばらく経ちました。
ここらで一度インプレ記事を書いておきます。
まだ通勤と愛知池周回練習だけで、本格的な登りには行けてません。長距離も走っていません。
また、比較対象はコッピのみです。
あくまでも以下のパーツ構成で、かっきー個人が感じたインプレです。
フレーム:BH G4(スペイン。サイズ60。ジオメトリなどは公式HP参照)
コンポーネント:シマノデュラエース7800
クランク:フルクラムレーシングトルクRコンパクト(50×34T)
スプロケット:11-21T
ハンドル:ジェイフィットカーボン400mm
ステム:KCNC SC WING 90mm
サドル:fizik アリオネ プロチームエディション08 リクイガスモデル
ホイール:マヴィック オープンプロ(7700ハブ)32穴&マヴィック コスミックカーボンSL&ヒルクライム決戦用秘密兵器(未走行)
ペダル:デュラエース7800
タイヤ:ミシュランクリリオン(通勤&練習)、ミシュランプロレース3(決戦)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まずフレーム重量について。
カタログ値は880gとありますが、実測では970g(ヘッドパーツ、シートポスト含まず)ありました。
メーカーの測定はヌード状態でしょうから、塗装とボトルケージのボルトの分が上乗せになりますが・・・それでもちょっとさば読みすぎじゃないですか?(笑)
でも十分軽量ですけどね。
UCI規定(国際的なプロレースに出る自転車に定められた最低重量)が6800gです。
G4はコスミックカーボンで組み上げて7330gでした。
スペック表で判るとおり、決して軽量パーツを使ってる訳ではありません。
お金を出して、軽量サドル(アリオネは私にとっては乗り心地最高ですが、重量はちょっと重め。同じ価格帯でもう100g程削れるモデルもあります)と最新のペダル(PD7850は70g程軽量)にして、ヒルクラ用ホイールにすれば・・・
シートポストの要らない部分を切断してもいいかな。
まあ軽けりゃいいってもんでもないですけど、せっかくUCI規定の縛りを受けない立場なんだから、切っちゃいたいという欲もありまして。
その上サイコン関連で重量が増してますし、ボトルケージも付きますしね。
サドルを固定するボルトが鉄だったので、軽量なチタンボルトを取り寄せて交換しました。
とにかくコッピよりは圧倒的に軽いです(体感です。コッピの乾燥重量は量ったことないです)。持ち上げた時フワッとします。
乗った感じです。
とにかく踏み出しが軽い。凄い加速です。
これはハンガー周りが大型になっている恩恵と言われています。
ゼロ加速、スピードアップとも飛ぶように走れます。
踏み込んだ力が逃げずに全て推進力になっている結果なのでしょうが、印象としてはそれ以上。翼が生えたような加速です。
登りは前述のように、緩やかな坂と一気に登れる丘くらいしか走ってないですが、とても良いです。
心拍を上げずに登れてしまいます。
7800の変速性能もあって(登りながらのシフトアップがバシッと決まる)、気持ちよく登れます。
コーナリングは癖が無く、思ったとおりのラインをトレースしてくれます。
下りでも安定性は良いです。
ただ、これはフレームの癖(軽量ゆえ)なのか自分の扱い方(上半身の筋力やバランス)に問題があるのか不明ですが、高回転域で揺れるような感覚があります。
また、コスカボ、オープンプロどちらでも横風の影響を少し受ける気がします。エアロ形状のフレームだからなのか、理由は不明。
双方とも「軽量」が祟っての事か?
コッピよりもサドルとハンドルの落差は大きくなっていますが、違和感はありません。
しかし、前傾がきつくなって背筋に負担がかかっているのは感じます。これは鍛えれば(慣れれば)問題なし。
一気に高速域まで加速出来ますが、そこでの維持がなかなか難しいです。
50km/h位まで加速しても、すぐに40km/h程度まで落ち込んでしまいます。その前に再加速、再加速を繰り返すような走り方になります。これはフレームの特性なのか、コンパクトドライブのせいなのか、はたまたエンジン(私)の癖なのかは不明です。
再加速は何度でもスパスパ決まります。
今回コンパクトドライブにしたことで、10速のリアスプロケットを1T刻みで使う事が出来ます。
その代わり、以前の52-39Tより、フロント変速時の落差が大きいです。
体感で以前はリア2~3枚分だった落差が、今回は3~4枚分。
より先を見越した、早め早めのシフトチェンジが要求されます。
カーボンクランクとハンドルが「軟い」という話も聞いていましたが、今のところ全く問題ありません。
ヒルクライムしてみないと何とも言えませんが、私程度のパワーでどうこうという問題ではなさそうです。
練習でのタイムと体感から言える事は、「何じゃこりゃ!凄いがや!」です。
速く走るという目的で使う限り、素晴らしい性能です。
フレームとハンドルがカーボンですので、振動吸収性も高いです。
ポジションがレーシーですので、のんびり長距離、という使い方は苦手な印象。
私が求める「レースで少しでも上に」という要求には、ばっちり答えてくれるでしょう。
さすが、ツールドフランスで勝ったフレームです。
さあ、言い訳する要素がなくなったぞ、と。
![1207_038 1207_038](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/4b/500a5fc9094ccc5c6f73de98677b2b2e.jpg)
追記
フロント変速について書くのを忘れてました。
とても快適な変速です。
フルクラムのクランクを使った為チェーンリングがシマノ純正ではないので、変速性能はやや劣ると聞いていましたが・・・
77とは比較にならない快適さ。
純正だとこれ以上なの?そして79って一体・・・どこまでやるの?
ここらで一度インプレ記事を書いておきます。
まだ通勤と愛知池周回練習だけで、本格的な登りには行けてません。長距離も走っていません。
また、比較対象はコッピのみです。
あくまでも以下のパーツ構成で、かっきー個人が感じたインプレです。
フレーム:BH G4(スペイン。サイズ60。ジオメトリなどは公式HP参照)
コンポーネント:シマノデュラエース7800
クランク:フルクラムレーシングトルクRコンパクト(50×34T)
スプロケット:11-21T
ハンドル:ジェイフィットカーボン400mm
ステム:KCNC SC WING 90mm
サドル:fizik アリオネ プロチームエディション08 リクイガスモデル
ホイール:マヴィック オープンプロ(7700ハブ)32穴&マヴィック コスミックカーボンSL&ヒルクライム決戦用秘密兵器(未走行)
ペダル:デュラエース7800
タイヤ:ミシュランクリリオン(通勤&練習)、ミシュランプロレース3(決戦)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まずフレーム重量について。
カタログ値は880gとありますが、実測では970g(ヘッドパーツ、シートポスト含まず)ありました。
メーカーの測定はヌード状態でしょうから、塗装とボトルケージのボルトの分が上乗せになりますが・・・それでもちょっとさば読みすぎじゃないですか?(笑)
でも十分軽量ですけどね。
UCI規定(国際的なプロレースに出る自転車に定められた最低重量)が6800gです。
G4はコスミックカーボンで組み上げて7330gでした。
スペック表で判るとおり、決して軽量パーツを使ってる訳ではありません。
お金を出して、軽量サドル(アリオネは私にとっては乗り心地最高ですが、重量はちょっと重め。同じ価格帯でもう100g程削れるモデルもあります)と最新のペダル(PD7850は70g程軽量)にして、ヒルクラ用ホイールにすれば・・・
シートポストの要らない部分を切断してもいいかな。
まあ軽けりゃいいってもんでもないですけど、せっかくUCI規定の縛りを受けない立場なんだから、切っちゃいたいという欲もありまして。
その上サイコン関連で重量が増してますし、ボトルケージも付きますしね。
サドルを固定するボルトが鉄だったので、軽量なチタンボルトを取り寄せて交換しました。
とにかくコッピよりは圧倒的に軽いです(体感です。コッピの乾燥重量は量ったことないです)。持ち上げた時フワッとします。
乗った感じです。
とにかく踏み出しが軽い。凄い加速です。
これはハンガー周りが大型になっている恩恵と言われています。
ゼロ加速、スピードアップとも飛ぶように走れます。
踏み込んだ力が逃げずに全て推進力になっている結果なのでしょうが、印象としてはそれ以上。翼が生えたような加速です。
登りは前述のように、緩やかな坂と一気に登れる丘くらいしか走ってないですが、とても良いです。
心拍を上げずに登れてしまいます。
7800の変速性能もあって(登りながらのシフトアップがバシッと決まる)、気持ちよく登れます。
コーナリングは癖が無く、思ったとおりのラインをトレースしてくれます。
下りでも安定性は良いです。
ただ、これはフレームの癖(軽量ゆえ)なのか自分の扱い方(上半身の筋力やバランス)に問題があるのか不明ですが、高回転域で揺れるような感覚があります。
また、コスカボ、オープンプロどちらでも横風の影響を少し受ける気がします。エアロ形状のフレームだからなのか、理由は不明。
双方とも「軽量」が祟っての事か?
コッピよりもサドルとハンドルの落差は大きくなっていますが、違和感はありません。
しかし、前傾がきつくなって背筋に負担がかかっているのは感じます。これは鍛えれば(慣れれば)問題なし。
一気に高速域まで加速出来ますが、そこでの維持がなかなか難しいです。
50km/h位まで加速しても、すぐに40km/h程度まで落ち込んでしまいます。その前に再加速、再加速を繰り返すような走り方になります。これはフレームの特性なのか、コンパクトドライブのせいなのか、はたまたエンジン(私)の癖なのかは不明です。
再加速は何度でもスパスパ決まります。
今回コンパクトドライブにしたことで、10速のリアスプロケットを1T刻みで使う事が出来ます。
その代わり、以前の52-39Tより、フロント変速時の落差が大きいです。
体感で以前はリア2~3枚分だった落差が、今回は3~4枚分。
より先を見越した、早め早めのシフトチェンジが要求されます。
カーボンクランクとハンドルが「軟い」という話も聞いていましたが、今のところ全く問題ありません。
ヒルクライムしてみないと何とも言えませんが、私程度のパワーでどうこうという問題ではなさそうです。
練習でのタイムと体感から言える事は、「何じゃこりゃ!凄いがや!」です。
速く走るという目的で使う限り、素晴らしい性能です。
フレームとハンドルがカーボンですので、振動吸収性も高いです。
ポジションがレーシーですので、のんびり長距離、という使い方は苦手な印象。
私が求める「レースで少しでも上に」という要求には、ばっちり答えてくれるでしょう。
さすが、ツールドフランスで勝ったフレームです。
さあ、言い訳する要素がなくなったぞ、と。
![1207_038 1207_038](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/4b/500a5fc9094ccc5c6f73de98677b2b2e.jpg)
追記
フロント変速について書くのを忘れてました。
とても快適な変速です。
フルクラムのクランクを使った為チェーンリングがシマノ純正ではないので、変速性能はやや劣ると聞いていましたが・・・
77とは比較にならない快適さ。
純正だとこれ以上なの?そして79って一体・・・どこまでやるの?
2010モデルから値下がりして、今私の購入候補の上位にいます。元トップグレードの完成車が30万円台で買えると言うのはとても魅力的です。でもホイールがアクシウムなので、アップグレードにお金がかかりそうなのが悩みどころです。
確か105の完成車になるのですよね。
フレーム自体はとても良いですよ。
軽いし、加速もコーナリングもすばらしいです。