時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

UNE SOURIS VERTE

2008-03-15 | 舞台/役者



ロスのクラブ
トイレでドラックに興じているアレックス
そこに彼女がやってくる
二人して気分よくラリッテいると
アレックスの携帯が鳴る

アレックスは
彼女をクラブに置き去りにしたまま
いそいそと出かけていった

ロスのホテルの一室
役者のミッシェルは酒に酔って部屋で泥酔
そこへ
アレックスがやって来た
ベットで横たわるミッシェルを
熱いまなざしで見つめるアレックス・・・

アレックス・・・
実は両刀使い

ミッシェル(売り出し中の俳優)はホモ
一度は
アレックスとは
事を起こさず帰したものの
どうも気になって仕方がない
ミッシェルは
マネージャに
そのことを相談すると
「貴方のお父さんもホモだったのよ」
見たいな事を言われ
「遺伝だったのか・・・」と妙に納得


二人は一線を越える
その上
互いにまじ惚れしちゃう
相思相愛ってやつです

アレックスに到っては
ミッシェルとの事を打ち明け
彼女と別れ話まで持ち出す始末

一方
ミッシェルのマネージャーは
気がきじゃない
だって
これからニューヨークで大きな仕事が待っているのに
ホモなってことがバレたら
一大スキャンダルだもの!


案の定
フォーカスされてしまい
雑誌に大々的に取り上げられてしまう

「もう終わりだ!役者としてやっていけない」
と凹むミッシェル

トラブルはそれだけじゃない!

なんと
アレックスの元カノが妊娠してしまったのだ

アレックスは
ミッシェルにどうにかお金の工面を頼みに行く
(なんでミッシェルに頼んだのかは理解できなかったです)

ホテルの一室に
ミッシェル、アレックス、アレックスの元カノが
どうしたものかと頭を抱えていると
そこへ
ミッシェルのマネージャーが現れる

彼女は
この危機をどう乗り越えるのか!

と言うストーリーです

アレックス役の俳優さん・・・
ぱっと見
オーランド・ブルームに似てて
かっこよかったです

結局
アレックスの元カノは
セレブになるのが夢だったらしく
なんと~
ミッシェルの婚約者として
記者会見に望みます

ミッシェルは
自分のホモ説を否定する理由もでき
ニューヨークでの仕事も決まり
万事OK

元カノも玉の輿っぽく落ち着いて
子供の父親がミッシェルってことになり
これまた
ラッキー

マネージャーも
ミッシェルのホモ説を否定できたし
仕事も上手く軌道に乗りそうだし
こちらも問題なし

アレックスは
それなりの報酬を受け取り
姿を消す・・・

アレックスが
どうしてお金を受け取って姿を消したのか・・・
その理由は解からなかったです

舞台が終わって
フランス人の友人に聞いたんだけど
そのあたりについては
語ってなかったらしい・・・

ミッシェルとアレックスの恋って
結局
そんなモンだったんだろうか・・・

結局
話は何とか理解ても
ブラックユーモアとか
風刺的なところは
まったくお手上げ・・・
なので
肝心の
この作品で
何を言いたかったのかってところが
解からず仕舞いでした

ホモセクシュアルの方の話なので
はい・・・
キスシーンあるんですね~
ベットでの絡みあるんですね~
全裸も披露して頂きました
無論
後ろ姿です



THÉÂTRE TRISTAN BERNARD
63,rue du rocher 7008 PARIS
du 30 janvier au 12 avril 2008
Places disponibles:Mardi, Mercredi, Jeudi, Vendredi à 21h00
             Samedi à 18h00 / à 21h00
Tarifs:33,50-39,50€(tarif plein)
    24,00-39,50€(tarif adhérent)
     11,00€(étudiant)