将軍家に生まれ
心に病を抱えた男・斉道
男は
愛など信じなかった
山で育てられた自由奔放な女・雷
女は
恋さえ知らなかった
決して出会うはずのない二人だった
徳川将軍
家斉の17番目の男子に生まれた斉道
母の愛を知らず
親の愛情を知らずに育った斉道は
心に病を抱えていた
療養を兼ねて
家臣の瀬田助次郎の故郷・瀬田村を訪れる道中
斉道は
鷹を追って
天狗が住むと言われる瀬田山に一人で入り込み
女の天狗と出会う
その正体は
幼い頃にかどわかされ
山奥で人知れず育てられていた
瀬田助次郎の妹・遊だった
豊かな自然の中を
自由奔放に駆け回わる遊に
斉道は惹かれていく
雷に打たれた銀杏の上から
銀杏が芽を出した巨木・雷桜の前で
二人は恋に落ちるが…
岡田くんですから
見るでしょ
たとえ
全然似合わない
ちょん髷姿の岡田将生だとしても…
18年後
全然老けて見えないし
肌綺麗だし
変だと思うけれど
極めつけ
病床の斉道メイク
どう見ても
単なる寝不足の隈だろう…
と思うけれど
でも
見たわよ
岡田将生だし…
蒼井優さん
流石だったわよ
全編に渡り
顔の‘むくみ’が
気になったけけれど
やっぱり
スクリーンの彼女は
輝いていたわ!
雷と遊の狭間で揺れる女性を
好演していたと思うわ!
でも…
予を拒むな 拒めば予は獣になる
おれが拒まねば?
予はそちの男になれる
原作にある
この辺りのくだりは
そのまま映画にして欲しかったけれど
素直に原作通り
忠実に作れば良かったと
思ったんだけれど…
悲恋モノではあるけれど
それぞれ
人生まっとうしている訳で
‘ロミオ&ジュリエット’とは
ちょいと違う気もするけれど…
けれど
けれどが
多いけれど…
許す
映画では
紀州徳川家での歳月は描かれておりませんので
ご紹介しますと…
助三郎と云う
斉道と瓜二つの男子を授かり
共に生きることが出来た遊とは裏腹に
紀州徳川治房の娘
菊姫の婿となった斉道のその後は
何とも過酷でした…
義理の父・治房は
隠居しても一向に藩主気取り
その力は絶大!
一方
斉道味方は少ない
正室である菊姫がとても好い女性で
何かと斉道を気遣い
それなりの新婚生活を過ごしたようですが
如何せん
正室は江戸藩邸に住まい
藩主である斉道は
四面楚歌の紀州での政務に追われ…
それでも
紀州の為に懸命に努力するも報われず
治房に虐げられ
ついでに
菊姫との間にも子は恵まれず
藩主であるにも係わらず
江戸藩邸に追いやられ
紀州へ足を踏み入れる事もなく
隠居生活を余儀なくされ
菊姫がなくなった翌年
失意のまま37歳の生涯を閉じたのであります
斉道が没した半月ほど後に
側室・お秀の方が男子を出産するも
とうとう
己の血を引く我が子の顔を見ることも
腕に抱くこともなく…
斉道の供として
傍にいた遊の兄・助次郎も
助三郎の存在を知っていたのに
これまた
斉道に子供の存在を伝えなかったのでありました
榎戸角之進を演じた柄本明氏
流石だわ~上手いわ~
燻し銀の演技!
冒頭のシーンで
息子の柄本佑さんが出演していました
君に届け(2010_10_01)の
三浦春馬&多部未華子コンビも
爽やかで好かったけれど
岡田将生&蒼井優
この二人もなかなかです
それにしても
最近の若者って
ちょん髷似合わないよね~
助三郎役で
再び岡田将生登場~
お百姓さん姿も
ひょろひょろしてるから
全然似合わね~
本の感想
雷桜(2010_09_14)もどんぞぉ~
心に病を抱えた男・斉道
男は
愛など信じなかった
山で育てられた自由奔放な女・雷
女は
恋さえ知らなかった
決して出会うはずのない二人だった
徳川将軍
家斉の17番目の男子に生まれた斉道
母の愛を知らず
親の愛情を知らずに育った斉道は
心に病を抱えていた
療養を兼ねて
家臣の瀬田助次郎の故郷・瀬田村を訪れる道中
斉道は
鷹を追って
天狗が住むと言われる瀬田山に一人で入り込み
女の天狗と出会う
その正体は
幼い頃にかどわかされ
山奥で人知れず育てられていた
瀬田助次郎の妹・遊だった
豊かな自然の中を
自由奔放に駆け回わる遊に
斉道は惹かれていく
雷に打たれた銀杏の上から
銀杏が芽を出した巨木・雷桜の前で
二人は恋に落ちるが…
岡田くんですから
見るでしょ
たとえ
全然似合わない
ちょん髷姿の岡田将生だとしても…
18年後
全然老けて見えないし
肌綺麗だし
変だと思うけれど
極めつけ
病床の斉道メイク
どう見ても
単なる寝不足の隈だろう…
と思うけれど
でも
見たわよ
岡田将生だし…
蒼井優さん
流石だったわよ
全編に渡り
顔の‘むくみ’が
気になったけけれど
やっぱり
スクリーンの彼女は
輝いていたわ!
雷と遊の狭間で揺れる女性を
好演していたと思うわ!
でも…
予を拒むな 拒めば予は獣になる
おれが拒まねば?
予はそちの男になれる
原作にある
この辺りのくだりは
そのまま映画にして欲しかったけれど
素直に原作通り
忠実に作れば良かったと
思ったんだけれど…
悲恋モノではあるけれど
それぞれ
人生まっとうしている訳で
‘ロミオ&ジュリエット’とは
ちょいと違う気もするけれど…
けれど
けれどが
多いけれど…
許す
映画では
紀州徳川家での歳月は描かれておりませんので
ご紹介しますと…
助三郎と云う
斉道と瓜二つの男子を授かり
共に生きることが出来た遊とは裏腹に
紀州徳川治房の娘
菊姫の婿となった斉道のその後は
何とも過酷でした…
義理の父・治房は
隠居しても一向に藩主気取り
その力は絶大!
一方
斉道味方は少ない
正室である菊姫がとても好い女性で
何かと斉道を気遣い
それなりの新婚生活を過ごしたようですが
如何せん
正室は江戸藩邸に住まい
藩主である斉道は
四面楚歌の紀州での政務に追われ…
それでも
紀州の為に懸命に努力するも報われず
治房に虐げられ
ついでに
菊姫との間にも子は恵まれず
藩主であるにも係わらず
江戸藩邸に追いやられ
紀州へ足を踏み入れる事もなく
隠居生活を余儀なくされ
菊姫がなくなった翌年
失意のまま37歳の生涯を閉じたのであります
斉道が没した半月ほど後に
側室・お秀の方が男子を出産するも
とうとう
己の血を引く我が子の顔を見ることも
腕に抱くこともなく…
斉道の供として
傍にいた遊の兄・助次郎も
助三郎の存在を知っていたのに
これまた
斉道に子供の存在を伝えなかったのでありました
榎戸角之進を演じた柄本明氏
流石だわ~上手いわ~
燻し銀の演技!
冒頭のシーンで
息子の柄本佑さんが出演していました
君に届け(2010_10_01)の
三浦春馬&多部未華子コンビも
爽やかで好かったけれど
岡田将生&蒼井優
この二人もなかなかです
それにしても
最近の若者って
ちょん髷似合わないよね~
助三郎役で
再び岡田将生登場~
お百姓さん姿も
ひょろひょろしてるから
全然似合わね~
本の感想
雷桜(2010_09_14)もどんぞぉ~