時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

Barclays ATP World Tour Finals 2011 Singles Round Robin Groups Announced

2011-11-21 | Singles Race to ATP Finals
始まりました
ATP WORLD TOUR FINALSin London

今回も
GAORAさんにお世話になっております

GroupA
ノバク・ジョコビッチ
アンディー・マレー
ダビド・フェーレ
トマーシュ・ベルディヒ

GroupB
ロジャー・フェデラー
ラファエル・ナダル
ジョーウィルフリード・ツォンガ
マーディ・フィッシュ

フェデラーとナダルが
同グループとは…
贅沢過ぎます!

只今
ラウンドロビン?第2試合
ナダル vs フィッシュ
第3ゲーム真っ最中

スコア
6-2,3-6 2-2



第1試合は
フェデラー vs ツォンガ
こちらは
6-3,2-6,6-4
まずはフェデラーの1勝です

                 画像はATP WORLD TOUR FINALS他より引用

天守物語 15

2011-11-21 | 舞台/役者
封建時代の晩秋
播州姫路の白鷺城天守閣
天守第五重の欄干から
麗しい侍女達が白露を餌に釣り糸を垂れ
秋草釣りに興じている

と突然
閃光と共に美しく気高き天守夫人
富姫が現れる
姫路城主の騒々しい鷹狩を
嵐を呼んで中止させるために
越後の国の夜叉が池まで出かけていたのだ
そこへ頃合い良く
富姫の妹分で猪苗代亀の城の主・亀姫が
赤面に大山伏の扮装の朱の盤坊
舌が3尺もある舌長姥等を従えて訪問
手土産に姫路城主の兄で
亀の城の主・武田衛門之助の首を渡す

二人が手毬に興じ朱の盤坊
舌長姥は
艶やかな侍女達の舞や酒でもてなされていると
鷹狩から帰ってくる行列が見える
亀姫が行列の中の城主秘蔵の鷹を誉めると
富姫は
これを土産の返礼の品に決め
瞬く間に手に入れる

鷹が天守閣へ逃げたと思った家臣は
矢や鉄砲を天守に撃ち込むが
富姫達はものともせず
亀姫の一行は帰路につく

富姫が一人
机に向かっていると
姫路城主に仕える凛々しい鷹匠
姫川図書之助が息を殺して階段を上がってくる

彼は
鷹を逃した科で
城主から切腹の代わりに
恐ろしく誰も行こうとしない天守へ
鷹を探しに行くよう命じられた事を告げる
富姫は
図書之助の清廉さに心動かされ
二度と来てはならないと伝えて彼を生きて返す

ところが
再び天守に現れた図書之助の姿に富姫は恋心を抱く
そして
傲慢で卑怯な人間の世界を捨てて天守に留まるよう説得するが
図書之助は
世のしがらみを断ち切れない
仕方なく
播磨守代々の家宝である兜を
天守に来た証拠に持たせて返すが
冤罪を着せられた図書之助は
武士に追われて再び富姫の待つ天守に逃げ込む

富姫と図書之助は
獅子頭のほろに身を隠すが
追手がこの獅子の目を刀で傷つけると
二人も失明する
討手が去った天守で
盲目となった二人は
互いに‘愛の死’を覚悟する
そこへ
獅子頭を彫った職人・桃六が現われ
再び獅子頭に目を入れる…

天守物語
言わずもがな
1917年に泉鏡花によって書かれた戯曲でございます

坂東玉三郎&真田広之
坂東玉三郎&宍戸開&宮沢りえ
が演じた舞台に引き続き3回目の舞台観劇
ですが
玉様演ずる富姫ではなく
篠井英介演ずる富姫様ざんす
因みに
演出は俳優でもある白井晃氏です

基本的に泉鏡花の戯曲通りなのですが
冒頭のシーン

現世に輪廻転生していた
富姫・図書之助・桃六が再び出会い
揃って時を越え過去に戻り
そこから物語が始まる感じなのかも…

舞台の奥行きと空間の上下を
上手く使った舞台装置も斬新でした
斬新?
一見
無機質とも思える空間に
絢爛豪華に着飾った妖達が登場すると
不思議な世界が出来上がるのでありました

篠井英介さん素敵~
花組芝居の舞台も時折
拝見させて頂いておりましたが
あのオーラがね~
たまりませんよ

劇中
図書之助が登場するたびに
小声で会話し出す‘娘達’
どう考えても
図書之助演ずる
平岡祐太さんお目当てと思われる
カーテンコールでは
キャ~きゃ~喚いとりました
ファンなら
平岡祐太を貶めるような
態度はお控えあそばせ!

と言うか
平岡祐太はアイドルだったっけ?
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