リスベット・サランデルは回復しつつあった
ミカエル・ブルムクヴィストは
様々な罪を着せられていた彼女を救うため
仲間を集めて行動を開始する
だが
特別分析班は
班の秘密に関わる者たちの抹殺を始めた
一方ミカエルは
病院内のリスベットと密かに連絡を取り
有益な情報を得ようとする
そして
特別分析班の実態を調べる公安警察と手を組み
巨大な陰謀の解明に挑む
やがて始まる
リスベットの裁判の行方は?
驚異のミステリ三部作
ついに完結

兎に角
第4部 システム再起動
ここで描かれる法廷弁論が圧巻です
何故
ミカエルが
刑事事件が専門でないアニカ・ジャンニーニを
リズベットの弁護人に選んだのか
もとい
スティーグ・ラーソン氏が
アニカを弁護人に彼女を登場させたのか
スティーグ氏の語らんとする事が
ミカエルの言葉に集約され語られておりました
まっとうな?公安と警察が
天敵とも言えるジャーナリストのミカエルと手を組み
‘特別分析班’と水面下で死闘と言うか
攻防を繰り返します
何処でどう道を外したのか
‘班’の行動がちぐはぐになり
ミカエルを
麻薬の密売人に仕立て上げるだけでなく
密売のトラブルで殺害されると言う
筋書きを仕立てるのですが
もう
この段階で
勝負ありって感じでした
そして
リズベットの裁判に合わせ
美しいまでの連携を取りつつ
‘班’のメンバーを
一網打尽にする場面へと向かいます
リズベットの裁判と‘班’の主要メンバーが
逮捕のシーンが変わるがわる登場
このあたり
映画になったら
さぞ盛り上がることでしょう
法廷に証人として出廷した
精神科医ペーテル・テレボリアンが
完全な実証に基づいて
正当性をもって
アニカに徹底的に追い詰められていく
積年の恨みを
リズベットが実に冷静に
一貫してドライに対応しているのも
凄かった
ホルゲル・パルムグレンが
アニカの
補佐弁護人として法廷に現れたのも
心強かった
複線?として
ミレニアムを去ったエリカ・ベルジェが
ストーカー行為に巻き込まれます
それを
リズベットが見事に解決します
恋敵?でありながら
自分の見方でいてくれた好人物であるエリカに
率先して手を差し伸べるリズベット…
彼女の心の成長も伺えます
と申しますか
もともと彼女は
筋の通った理性の持ち主だった訳で
今更って感じですか?
下巻においても
ミカエルの‘来る者拒まず’の
自由奔放な精神が
大いに発揮されております
今回のお相手は
あろう事か
公安のモニカ・フィグエローラ…
彼女は
これまでに登場した
ミカエルの女性遍歴の中では
ちょいと違う!
真実の愛に目覚めそうな雰囲気&展開…
最後の最後まで
ミカエルの自由奔放な性生活は
理解できませなんだ(笑)
そうそう
逃走していた金髪の大男こと
ロナルド・ニーダーマンの結末も
キチンと描かれております
誰に知られるでもなく
語るでもなく
ここでも
リズベットは実にドライに
彼女らしく遣り過ごしております
自分を貶めようとする社会や人に対し
独り孤独な戦いをしていたと思っていたリズベットですが
実は
己が決して孤独な人間ではなく
手を差し伸べてくれた味方がいたことに気付き
わずかではありますが
心を開き
他人を受け入れようと試み始めます
混沌とした孤独と闇の世界に生きてきた
リズベットの再生
そして
その第一歩として
彼女は扉を大きく開け
ミカエルを再び自分の生活へと迎い入れる
と言うシーンで
ミレニアム三部作は幕を閉じました
圧巻のミレニアム三部作…
ウィキペディアのフリー百科事典によれば
ジャーナリストであったスティーグ・ラーソン氏が
2004年に心筋梗塞で逝去され
第4部の4分の3に相当する下書きが残されたが
公表の目処は立っていないそうです
残念です
ミカエル・ブルムクヴィストは
様々な罪を着せられていた彼女を救うため
仲間を集めて行動を開始する
だが
特別分析班は
班の秘密に関わる者たちの抹殺を始めた
一方ミカエルは
病院内のリスベットと密かに連絡を取り
有益な情報を得ようとする
そして
特別分析班の実態を調べる公安警察と手を組み
巨大な陰謀の解明に挑む
やがて始まる
リスベットの裁判の行方は?
驚異のミステリ三部作
ついに完結

兎に角
第4部 システム再起動
ここで描かれる法廷弁論が圧巻です
何故
ミカエルが
刑事事件が専門でないアニカ・ジャンニーニを
リズベットの弁護人に選んだのか
もとい
スティーグ・ラーソン氏が
アニカを弁護人に彼女を登場させたのか
スティーグ氏の語らんとする事が
ミカエルの言葉に集約され語られておりました
まっとうな?公安と警察が
天敵とも言えるジャーナリストのミカエルと手を組み
‘特別分析班’と水面下で死闘と言うか
攻防を繰り返します
何処でどう道を外したのか
‘班’の行動がちぐはぐになり
ミカエルを
麻薬の密売人に仕立て上げるだけでなく
密売のトラブルで殺害されると言う
筋書きを仕立てるのですが
もう
この段階で
勝負ありって感じでした
そして
リズベットの裁判に合わせ
美しいまでの連携を取りつつ
‘班’のメンバーを
一網打尽にする場面へと向かいます
リズベットの裁判と‘班’の主要メンバーが
逮捕のシーンが変わるがわる登場
このあたり
映画になったら
さぞ盛り上がることでしょう
法廷に証人として出廷した
精神科医ペーテル・テレボリアンが
完全な実証に基づいて
正当性をもって
アニカに徹底的に追い詰められていく
積年の恨みを
リズベットが実に冷静に
一貫してドライに対応しているのも
凄かった
ホルゲル・パルムグレンが
アニカの
補佐弁護人として法廷に現れたのも
心強かった
複線?として
ミレニアムを去ったエリカ・ベルジェが
ストーカー行為に巻き込まれます
それを
リズベットが見事に解決します
恋敵?でありながら
自分の見方でいてくれた好人物であるエリカに
率先して手を差し伸べるリズベット…
彼女の心の成長も伺えます
と申しますか
もともと彼女は
筋の通った理性の持ち主だった訳で
今更って感じですか?
下巻においても
ミカエルの‘来る者拒まず’の
自由奔放な精神が
大いに発揮されております
今回のお相手は
あろう事か
公安のモニカ・フィグエローラ…
彼女は
これまでに登場した
ミカエルの女性遍歴の中では
ちょいと違う!
真実の愛に目覚めそうな雰囲気&展開…
最後の最後まで
ミカエルの自由奔放な性生活は
理解できませなんだ(笑)
そうそう
逃走していた金髪の大男こと
ロナルド・ニーダーマンの結末も
キチンと描かれております
誰に知られるでもなく
語るでもなく
ここでも
リズベットは実にドライに
彼女らしく遣り過ごしております
自分を貶めようとする社会や人に対し
独り孤独な戦いをしていたと思っていたリズベットですが
実は
己が決して孤独な人間ではなく
手を差し伸べてくれた味方がいたことに気付き
わずかではありますが
心を開き
他人を受け入れようと試み始めます
混沌とした孤独と闇の世界に生きてきた
リズベットの再生
そして
その第一歩として
彼女は扉を大きく開け
ミカエルを再び自分の生活へと迎い入れる
と言うシーンで
ミレニアム三部作は幕を閉じました
圧巻のミレニアム三部作…
ウィキペディアのフリー百科事典によれば
ジャーナリストであったスティーグ・ラーソン氏が
2004年に心筋梗塞で逝去され
第4部の4分の3に相当する下書きが残されたが
公表の目処は立っていないそうです
残念です