「将軍」であった
亡き父の最後の赴任地で暮らす
オーリガ(余貴美子)
マーシャ(宮沢りえ)
イリーナ(蒼井優)の三姉妹と
その兄弟アンドレイ(赤堀雅秋)
プローゾロフ家の人々
生まれ故郷モスクワから
遠く離れた田舎町での暮らしは
平穏ではあるものの
退屈で寂しく
姉妹たちは
モスクワでの日々を懐かしむばかり
彼女たちは
家族で唯一の男性である
アンドレイの出世を願い
いずれ皆で
モスクワに帰ることを夢に見ている
そんな単調な毎日だが
一家の屋敷には
軍医チェブトゥイキン(段田安則)
陸軍大尉のソリョーヌイ(今井朋彦)
陸軍中尉のトゥーゼンバフ男爵(近藤公園)
町に駐屯する軍人たちが
サロンのように頻繁に集い
姉妹たちのささやかな
気晴らしの時間になっていた
そして
次女マーシャの夫・クルイギン(山崎一)
後に
アンドレイの妻となる
ナターリヤらを含め
それぞれが
心に満たされぬ想いを抱きながらも
日々を生きているのだ
そんな中
モスクワから
陸軍中佐ヴェルシーニン(堤真一)が赴任してきた
亡き父の部下でもあった
中佐が運んできたモスクワの香りに
気持ちが華やぐ姉妹たち
そして
一家を巡る人間模様が動き出した



今年
最初の舞台観劇となったのが
ロシアの作家
アントン・チェーホフによる戯曲
『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『桜の園』と共に
「チェーホフ四大戯曲」と呼ばれております
『三人姉妹』でございますデス
将軍であった父が
この世を去ってから
一年あまりが経過
故郷である
モスクワに帰る事もなく
遠く離れた土地
最寄りの鉄道の駅から
20キロ離れているらしいド田舎で
のほほんと暮らしている
毎日
汗水たらして
働く労働者階級ではないが
王侯貴族のように
贅沢三昧出来る階級でもない
一心不乱に
働く必要もないかわりに
刺激的な生活もない
淀んだ時の流れに
ただ身を任せ
生きているのか死んでいるのか
分らない
その現状から現実から
抜け出したい!
高等教育を受けた三姉妹
長女のオーリガは
その才を生かすため
中学の教師をし
最終的には
校長まで上りつめます
次女のマーシャは
結婚していて
夫を嫌い
夫の職場の人間を見下しながらも
その環境を
自ら変えようとはしない
20歳の末娘のイリーナは
労働の大切さを連呼しつつも
分相応な仕事ながいと嘆いている
彼女たちの周りに集う
軍人達にしてみても
世が平和なだけに
戦争もないわけで
軍人としての
価値を見いだせず
酒を飲み
無駄にうん蓄を語るなかり…
泰平の江戸で生きる
武士みたいな感じ?
兄の出世に
便乗して
モスクワに戻ろうとか
ど~なの?
田舎暮らしが嫌なら
勝手に
モスクワに戻ればいいじゃないか!
高学歴で
知識と教養があると
自負しているなら
自ら動け~
自分の怠慢を棚に上げ
文句ばかり言ってんじゃない!
見事なまでに
登場人物に
覇気がない!
活気がない!
現状に不満を抱きながらも
惰性で生きている
決して
自ら現状打破しよう
前向きな行き方はしない
何事にも
他力本願のであります
何もしない
何も起こらない
何かを起こそうもしない
最終的に
何かが起きても
それに対し
何も感じないのです
何も気付かないのです
そして
軍人たちが
ポーランとへと旅立つ日
勇ましい軍隊の行進曲を聞きながら
何の為に
自分たちが苦しんでいるのか分からない
と嘆くのであります
おいおい…
そして
何を勘違いしているのか
どんなに苦しくても
私たちは
生きていかなければ!
と妙に力強く
言い放つ三姉妹…
実は
したたかなのか?
単なる
現実逃避の
悲劇のヒロイン願望
無駄に
空回りしている
登場人物達を見ていると
生気が奪われていく…
そこまで
掘り下げず
人生楽に生きればいいのに…
誰しも
自分が生まれてきた
意味とか意義とか
明確に分ったら
苦労はしないのよん
もっと
肩の力を抜け~
チェーホフが生きていた
当時のロシアにクラス
人たちって
こんな感じだったのか?
何とも
救いのない終わりに
どっと疲れてしまった
小生に
救いがあったとすれば
リアル・堤真一を
最前列で
拝見出来たことですね~
最後に
軍人さん達の衣装についてです
軍人役の
俳優陣が舞台に
出てきたとき
思わず
機動戦士ガンダムの
アムロ・レイ???
まさに↓

もう
え”~~~ですわ
とどめは
堤真一さんが演じた
陸軍中佐ヴェルシーニンの軍服…
青のところが
緑(だったかな?)
ひく
完全にひく
帝政ロシアの軍服なのに
余りに安っぽい
軽い…
誰が考えたん?
もう少し
マシな生地を
使ってあげて…
亡き父の最後の赴任地で暮らす
オーリガ(余貴美子)
マーシャ(宮沢りえ)
イリーナ(蒼井優)の三姉妹と
その兄弟アンドレイ(赤堀雅秋)
プローゾロフ家の人々
生まれ故郷モスクワから
遠く離れた田舎町での暮らしは
平穏ではあるものの
退屈で寂しく
姉妹たちは
モスクワでの日々を懐かしむばかり
彼女たちは
家族で唯一の男性である
アンドレイの出世を願い
いずれ皆で
モスクワに帰ることを夢に見ている
そんな単調な毎日だが
一家の屋敷には
軍医チェブトゥイキン(段田安則)
陸軍大尉のソリョーヌイ(今井朋彦)
陸軍中尉のトゥーゼンバフ男爵(近藤公園)
町に駐屯する軍人たちが
サロンのように頻繁に集い
姉妹たちのささやかな
気晴らしの時間になっていた
そして
次女マーシャの夫・クルイギン(山崎一)
後に
アンドレイの妻となる
ナターリヤらを含め
それぞれが
心に満たされぬ想いを抱きながらも
日々を生きているのだ
そんな中
モスクワから
陸軍中佐ヴェルシーニン(堤真一)が赴任してきた
亡き父の部下でもあった
中佐が運んできたモスクワの香りに
気持ちが華やぐ姉妹たち
そして
一家を巡る人間模様が動き出した



今年
最初の舞台観劇となったのが
ロシアの作家
アントン・チェーホフによる戯曲
『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『桜の園』と共に
「チェーホフ四大戯曲」と呼ばれております
『三人姉妹』でございますデス
将軍であった父が
この世を去ってから
一年あまりが経過
故郷である
モスクワに帰る事もなく
遠く離れた土地
最寄りの鉄道の駅から
20キロ離れているらしいド田舎で
のほほんと暮らしている
毎日
汗水たらして
働く労働者階級ではないが
王侯貴族のように
贅沢三昧出来る階級でもない
一心不乱に
働く必要もないかわりに
刺激的な生活もない
淀んだ時の流れに
ただ身を任せ
生きているのか死んでいるのか
分らない
その現状から現実から
抜け出したい!
高等教育を受けた三姉妹
長女のオーリガは
その才を生かすため
中学の教師をし
最終的には
校長まで上りつめます
次女のマーシャは
結婚していて
夫を嫌い
夫の職場の人間を見下しながらも
その環境を
自ら変えようとはしない
20歳の末娘のイリーナは
労働の大切さを連呼しつつも
分相応な仕事ながいと嘆いている
彼女たちの周りに集う
軍人達にしてみても
世が平和なだけに
戦争もないわけで
軍人としての
価値を見いだせず
酒を飲み
無駄にうん蓄を語るなかり…
泰平の江戸で生きる
武士みたいな感じ?
兄の出世に
便乗して
モスクワに戻ろうとか
ど~なの?
田舎暮らしが嫌なら
勝手に
モスクワに戻ればいいじゃないか!
高学歴で
知識と教養があると
自負しているなら
自ら動け~
自分の怠慢を棚に上げ
文句ばかり言ってんじゃない!
見事なまでに
登場人物に
覇気がない!
活気がない!
現状に不満を抱きながらも
惰性で生きている
決して
自ら現状打破しよう
前向きな行き方はしない
何事にも
他力本願のであります
何もしない
何も起こらない
何かを起こそうもしない
最終的に
何かが起きても
それに対し
何も感じないのです
何も気付かないのです
そして
軍人たちが
ポーランとへと旅立つ日
勇ましい軍隊の行進曲を聞きながら
何の為に
自分たちが苦しんでいるのか分からない
と嘆くのであります
おいおい…
そして
何を勘違いしているのか
どんなに苦しくても
私たちは
生きていかなければ!
と妙に力強く
言い放つ三姉妹…
実は
したたかなのか?
単なる
現実逃避の
悲劇のヒロイン願望
無駄に
空回りしている
登場人物達を見ていると
生気が奪われていく…
そこまで
掘り下げず
人生楽に生きればいいのに…
誰しも
自分が生まれてきた
意味とか意義とか
明確に分ったら
苦労はしないのよん
もっと
肩の力を抜け~
チェーホフが生きていた
当時のロシアにクラス
人たちって
こんな感じだったのか?
何とも
救いのない終わりに
どっと疲れてしまった
小生に
救いがあったとすれば
リアル・堤真一を
最前列で
拝見出来たことですね~
最後に
軍人さん達の衣装についてです
軍人役の
俳優陣が舞台に
出てきたとき
思わず
機動戦士ガンダムの
アムロ・レイ???
まさに↓

もう
え”~~~ですわ
とどめは
堤真一さんが演じた
陸軍中佐ヴェルシーニンの軍服…
青のところが
緑(だったかな?)
ひく
完全にひく
帝政ロシアの軍服なのに
余りに安っぽい
軽い…
誰が考えたん?
もう少し
マシな生地を
使ってあげて…