探偵の探偵Ⅲ 20

悪徳探偵を
「駆除」するために
まったく手段を選ばない
紗崎玲奈は
警察から
常時マークされることになる
玲奈は
監視をかわしながら
自分と家族の人生を破壊した
「死神」を追い続ける
遂に
姿を現した死神の
驚くべきその正体とは
あまりに過酷な闘いに
果たして玲奈の心は
持ちこたえられるのか？



基本的に
松岡圭祐氏の文庫は
買ってから
すぐ読み始めるのですが
これは例外中の例外？
なかなか読む気になれませんでした
と言うより
数ページ読んで
閉じちゃう感じでした

滅茶苦茶ですよ
憤懣やるかたない
ひたすら
人の嫌な部分に
スポットを当てた
救いのない
何処まで行っても
報われない

毎回
殴られ蹴られ
生傷が絶えない
心も
毎回ズタズタになり
心のよりどころも
何もない
ヒロイン…

第3弾で
死神の正体が
判明したのは良いけれど
実は
玲奈や
警視庁捜査一課強行係
主任警部補・窪塚悠馬が救った
DV被害者のひとりだったとは…
しかも
反社会性人格障害
妄想性人格障害の兆候もあり！？
意外とか
想定外と言うより
やりきれない
救いがない！
悠馬の死は
一体なんだったんだぁ～

妹・咲良を
死に追いやった元凶に
復讐した（！？）とは言い難く
結局
峰森琴葉にも裏切られ
っとこれはやむを得ない事情があるんですが…
ますます
玲奈は
孤独になってしまいました

相変らず
琴葉は
優柔不断な小娘で
ど～も好きになれない

この作品のラストで
玲奈は
スマ・リサーチを退社し
竹内調査事務所に籍を置く事が判明
なので
琴葉は
スマ・リサーチ唯一の
対探偵課所属となります
が～
玲奈のような実践はせず
単なる
苦情相談受付のデスクワーク
何もできないのに

玲奈さんをほっとけない
わたしが見張る
対探偵課だもん
絶対に戻ってきて
いつまでも待ってる

とのたまう
峰森琴葉の思考回路に
嫌悪すら抱く
σ(^_^;)なのであります

次回作は
7月15日に発売されるとか…

玲奈と琴葉の運命　衝撃の結末

死神を見い出し
ノウハウを伝授した人物が
いるらしいのですよ
諸悪の根源！？
しかも
スマ・リサーチの代表取締役
須磨康臣と
何やら因縁があるらしいのですよ

ん～～～
此処まで読んだら
最後まで
読むつもりだけれど
不快指数最大マックスで
終るんだろうなぁ～

さっさと終わって欲しいと
切に願う
珍しいシリーズです



そうそう
何を血迷ったか
フジテレビが
ドラマ化するそうです
原作とは
全然違う内容にしないと
放送出来ないでしょうね～
毎回
ヒロインが
血まみれになって
暴行されるシーンなんて
無理でしょ～

2011年に
テレビ朝日系列でドラマ化された
「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」以上に
クオリティのない
品祖な作品になりそうです

玲奈紗崎…北川景子
峰森琴葉…川口春奈

この二人？？？
原作読んだのかなぁ～
事務所も
よく承諾したなぁ～
って言うか
恐らく
同じタイトル
役名同じってだけで
内容については
「アンフェア」のように
別モノになるんだろうなぁ～
と思った次第です