時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

あきない世傳金と銀2~早瀬篇~ 18

2017-09-17 | 読書
学者の娘として生まれ
今は
大坂天満の呉服商「五鈴屋」に
女衆として奉公する主人公・幸
十四歳の幸に
店主徳兵衛の後添いに
との話が持ち上がった
店主は
放蕩三昧で
五鈴屋は危機に瀕している
番頭の治兵衛は
幸に逃げ道を教える一方で
幸は運命に翻弄される弱い女子とは違う
どないな運命でも切り拓いて
勝ち進んでいく女子だす

と伝える
果たして
「鍋の底を磨き続ける女衆」として生きるのか
それとも
「五鈴屋のご寮さん」となるのか
あきない戦国時代とも呼べる厳しい時代に
幸は
どのような道を選ぶのか
話題沸騰のシリーズ第2弾!



女衆から
一気にご寮さん!?
呉服問屋衆からは
認められたとは言え
ご近所からは
相変わらず
女衆扱い
それもこれも
ふがいない
店主であり
夫である徳兵衛のせい?
その徳兵衛も
まったく
良いところなしで
あっけなく
ストーリーから
姿を消してしまいました

それじゃ~
幸はどうなるの?
元の女衆の戻るのか?
と思いきや
次男惣次の
意外な発言
五鈴屋を継ぐなら幸を自分の嫁に!

幸の
才を見込んでか
元々
幸に気があったのか
そのあたりのところは
第3弾で分かるのか?
取りあえず
幸は
五鈴屋の
ご寮さんとして
再出発できるようです

惣次は惣次で
な~んかね~
徳兵衛とはまた違った
癖と言うか
気質の持ち主
商売に関しては
確かに
‘才’も‘情熱’もある
努力も惜しまない
でもね~

店の要である
番頭の治兵衛さんが
身体を悪くして
五鈴屋を去ってしまいました
卒中ってやつで
自宅介護的な
状態に
なってしまったんですよ
幸の
一番の理解者であり
影の大黒柱が
サクッと
表舞台から
消えてしまったのは
意外でしたよね~


これからど~なるんでしょう
まっ
不幸にはなるまいて